侵略開始の予感がするわけ!
残暑かおる、なま暖かい風が吹く。夏休みに未練を残しながらオレは学校へと向かう。2学期がはじまる。
オレの名前は高尾未樹。高校1年生だ。自分で言うのもなんだが、ごく普通の男子である。1学期は難なくメチャクチャ普通だった。しいてあげるなら、妹の面倒におわれていたことくらいだろうか。オレの妹は中学3年生、オレより1才下だ。オレがこんなこと言うと犯罪っぽいが意外とかわいい。噂によれば告白とかもされているらしいが、彼女には欠点がある。それは、極度のブラコンだ。しかし、この事はオレ以外には、秘密にしているらしく普段はツンデレを演じているらしいのだが今日の朝もブラコン全快で朝の目覚ましは妹の、のし掛かり。そして高校への登校の半分は妹のストーカー的な鬼ごっこのようなで朝からへとへとなオレである。
そんなこんなでおもいかえしているうちに学校へと着いた。窓際の一番後ろの席にいつものようにすわりHRを待つ。この席は、ラブコメとかでもよく使われる場所だが、出会いどころか人があまりよって来ない感じである。ラブコメなんて現実ではあり得ないのだが…
ぼ~っとしていると前の席のやつが来た。一応紹介しておく。彼女は、櫻木彩菜。陸上部のエース的存在である。ポニーテールの似合ういわゆる体育会系女子だ。声をかけようとした時、チャイムがなり担任が入って来てしまった。なんかいつもと、様子が違う。「入ってきて」そう担任が声をかける。すると…黒い髪をさら りとたなびかせ1人の女子が入ってきた。めちゃめちゃ、かわいい。いゃ、綺麗な人だ。そう思ってみていると自己紹介がはじまる。
「天宮えるです。よろしくお願いします」とシンプルであった。担任が高尾のとなりに座ってと言って彼女は言われたとおりに座った。
これからラノベのようなラブコメがはじまるとはこのときのオレには考えられなかった。
このたびは、オレの高校生活が侵略されるわけ!
を読んでいただきありがとうございます!
作者の水瀬ペンギン。と申します!(  ̄▽ ̄)
1話目ですが、まだ短い話ですみません!
2話目からはもう少しがんばるので読者様、次回も
お読みくださいませ!
では、また~!よろしくお願いいたします