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辻堂安古市さまでもお父さん
辻堂安古市さまhttps://mypage.syosetu.com/2604008/
【父への手紙・父からの手紙】
ここ10年程、実家には帰っていない。
昔は実家に帰るのが嫌だった。
決めつけ、束縛。
高校での部活動も、将来進む道も口を出してきた。
「普段家にはいないくせに」
「家にいてもろくに話もしないくせに」
そう思っていても、おっかなくて何も言えない。
そんな父が、関係性が嫌だった。
でも、そんな父が、大学進学にするために家を出る日の朝、一通の手紙を置いて出勤していった。
そこにはただ一言。
「生涯の友を見つけなさい」
そう書かれていた。
ちゃんとした紙じゃなく、チラシの裏に。
いかにも父らしい。
あれから何年たっただろう。
まだ、この手紙の返事をしていなかった。
お父さん。
しばらく帰ってなくてごめん。
あの時の手紙、嬉しかったよ。
で、さ。
今、いるよ。
「生涯かけて友人だと思える人たち」が。
うん、そうそう。
この人たちのことだよ。
ちょっと読んでみてよ。
みんなすごいからさ。
【しいなの感想】
ちょっとキモいかな(*´ω`*)