表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

魔法3

父に相談してみたら魔法の勉強を許可してくれた。

きっと子供が将来野球選手になる、くらいのことを言っていると思っているのだろう。

そして今度魔法の熟練者にも合わせてくれると約束してくれた。

家にある書物なども読む許可ももらえてた。

難しい字もあるからまだ読めないだろうと笑い飛ばされてしまったが、実は中身は38歳

ある程度は理解可能だ。


書物を読んで勉強したが、大まかな原理は理解した。

使いたい魔法をイメージする、詠唱、魔力消費、発動

とこんな感じのプロセスだ。


物理法則などはもともと自分がいた世界と大きくは変わらない。

であれば自分自身はまだ魔法は使えないが、原理を考えてみば使えるようになる可能性はある。


まず、ある程度魔法は使える人は多い。

自宅で料理で火を使うのに主婦が火魔法を使う。

出先で飲み水になるようなものを生成する。

そういった生活に根差したものばかり。

そしてある程度の魔法詠唱など必要だが、一般的な主婦でさえ利用可能なものであることを考えると習得自体はそんなに難しいものではないということだ。

スポーツを新たに一から覚える、程度のもの。

趣味として遊ぶ分には誰でもできるし、極めようと思うとかなり難しい。

そんな感じだろうか?


となると、いわゆる魔力と呼ばれるものを使い物理現象として火をおこす、水を出すといったところか?


しかしなぜ詠唱が必要なのか?


『ん~わからん』


とりあえず魔法を使えるかどうか試してみる。


「えーと?なに?うわっ、はず!こんなん詠唱するのか?」

「火の精霊よ、我に力を貸したまえ」


そのとき、手から火の玉がでて一瞬大きく燃えて消え去った…

「びっくりしたー!」

制汗スプレーとライターで火炎放射器みたくして遊んだ中学生の頃を思い出した。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ