転生先は…
目が覚めた…
というかよく見えない…
体が思うように動かない…
「お、目が覚めたようだ。」
「んー?おなかすいているのかな?」
『誰かがいる、男女ひとりずつ』
「しかしうちの子はあんまり泣かないな」
「あら、私に似たのかしら?」
「おいおい、俺は泣き虫じゃないよ」
きっと両親の会話なのだろう…
雰囲気からやさしさは伝わる。
きっとある程度裕福な家庭なんだろう。
とりあえずは安心して眠りにつく…
数か月後
『赤ちゃんて…暇だなぁ…』
そう気づいてしまったのだ
数でに自我を持ってしまってことによる苦労を
数か月生きて気づいたこと
まず言語が日本語ベースで理解できること
見たこともない文字が刻まれているものもちゃんと理解できる
言語習得が必要ないのは楽でいい
また自分が生まれた家計は裕福どころか王家の一族…
というか直系ぽい
スローライフでいいといったのに…
絶対に神の仕業だろう…
今にして思えばずっとニヤニヤしてたし転生先までわかっていたんじゃないかと思う
というか絶対そうだろう。
大きくなったら絶対政治とかやらされるんだろうな…
勉強とかもめちゃくちゃやらされそうだ…
今のうちに赤ちゃんとしての人生を謳歌しよう…