【手記】ジスタークが辿った歴史
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帝元戦争におけるジスタークの歴史
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帝元戦争とは帝国が王国へ侵攻を始めてから滅びるまでの戦い。
ジスタークの町は一度壊滅的な状況に陥っている。
巨大な船を通す為に海底を削り、ザイアス王国の船諸共港を吹き飛ばした。
その結果、ジスタークは一時的にクルス帝国軍の支配下に置かれた。
食料と貴金属を略奪し終えた後、住民を避難させることも無く住宅に火を放たれて町は崩壊した。
クルス帝国軍はそのまま王都へと侵攻を続けた。
だが、ザイアス王国軍の力の前に敗戦。
ジスタークから船でクルス帝国領へと逃れようとスフィラ海峡に差し掛かった時、火の精霊ジスタードの逆鱗に触れ、クルス帝国艦隊は海の藻屑と消え去った。
ジスタークの町の名は火の精霊ジスタードから取っている。
赤の元素の影響が強すぎ、周囲の土地は人が暮らすには過酷すぎた。
そこで目を付けたのが水の精霊アリューネの御業。祭壇を作り、水の精霊アリューネを祀ることで赤の影響力を抑え込んだ。本来の青の領域はエンディス大陸の北西に位置するクラッカ諸島の永久凍土。
作成者:カミル・クレスト




