表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/100

九十回目

 気がつくと、死屍累々の中にいた。手に持つ刀が重い。腰に差した脇差も重い。血の臭いが蔓延していて最悪だ。

 何故こんなところに来てしまったのだろう。異世界転生もので「転生先は選べない」的な感じはよくあるのだが、これはない。これはない。

 状況わからずいきなりズタボロ、誰が敵で誰が味方かわからない、とにかくわけのわからない人の姿が一番厄介。なんで戦場のど真ん中で目覚めるの? 意味わかんない。

 体がズタボロだから、刀も持っているだけで精一杯。はあ……

 それにしても永遠に続いているような死体の山々は一体何なの……? 誰がこんなに殺したのよ、全く……。

 あ。

 ずしゅ。

 気づいてはいけないタイミングで、私は気づいた。そのときには男の子に脇腹を刺されていた。

「お父さんとお母さんとお姉ちゃんの仇……!」

 そうだ、この場では私しかあり得ない。武器を持ち、生きているのなら。

 私以外、殺しようがないのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ