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八十七回目

 ぴろん。

 目覚めたのはそんな電子音がしたから。

 体は、ドット絵だった。

 何を言っているかわからないだろうが、実際にドット絵になっているのだ。チープな作りだった。このチープさは見覚えがある。

 母がやっていた一昔前のRPGの主人公だ、これ。あの頃はまだキャラに名前がなくて、ジョブつけて好きな名前をつける感じのゲームだった。猫ではないが、名前はまだない。

 ぴこーん、と間抜けな音がして、私の目の前にはドット絵の草原が現れた。一昔前というだけあって、ドット絵は角ばっている。

 自分では体を動かせない。ドットとはいえ、一応人の形をしているものが動かせないというのはなんともむず痒かった。

 自分の意思に関係なく、足が動き、草原を進んでいく。そして会敵。お馴染みのゴブリンさんである。

 ゴブリンvs素手。勝てるかな、と思ったのだが、エスケープを選択、逃げ切れず、攻撃を受ける。序盤なりに敵の攻撃力低いのだが、こっちの防御力も紙なので食らう。最初の街で装備くらい準備しろ。というか初期装備ないのか。詰みなんだが。

 ゴブリンに先手を打たれ、HPは0に。死亡。ゲームオーバー音楽まで一昔前だった。

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