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五十六回目

 何故異世界感溢れる中で、居酒屋なんてやっているのか。

 騎士団の仕事を終えた騎士から、その辺のおじさんまで、役職問わず訪れる場所らしいが、酒場というより居酒屋だ。ここだけ日本みたいな感じになっている。

 で、私は今、そこで大将をやっている。

 パードゥン? って思うよね。私も思った。まあ性別無視は今更の話だからいいけど。

 中身の私中学生なんだよね!? いいのかな? お酒は二十歳になってから!!

 飲む仕事じゃないからいいけどさ……なんか気まずいよね。二十歳未満でこういう仕事。しかも店主だぜ?

 まあ、これもすぐ終わってしまうのだが。

 ここは「ひとつだけの世界」という物語の世界観で、神様からのお告げが信仰されている世界である。

 あるとき、そのお告げで「異世界のもの、悪をもたらす」というのが出て、真っ先にこの居酒屋が目をつけられる、という話だ。魔法使いに店ごと潰されるデッドエンド店主なのだ。

 この店主はモブでしかないのだが、モブだって、死にたくて死ぬわけじゃねえんだよなあ……

 転生を始めてから、モブに対する認識が変わったよな。名前がなくても、そこに確かにいた一人の人間なのだ。

 こうしてみると、モブ店主もお告げ一つで全てを失うわけだから、波乱万丈な人生である。

 昼間、空から何か降ってきた、と思ったら、隕石に潰された。まあ、普通に生きてりゃない経験だ。

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