七話 携帯は便利だよね
なんとか更新できた・・・
あれから十分ほどメアッって、
「メアッて!!?」
授業(?)は再開された。
「・・・風属性の象徴は“自由”発動コードは“吹け、自由の象徴”だ・・」
「何で、そんなに疲れてんの?」
「お前のせいだよ、今とても自由になりたい。風属性は攻撃力自体は水に次ぎ弱いが、変換が速く、指定コードによる制御のしやすさが高い。例えば風を自分に纏わせ、空を飛ぶことが出来る。んじゃ、ほれ。」
二人にオーブを投げる。まぁ、どうせ、
「やった♪また光った!」
もう予想できたよ、できてたよ!!そして、ウィルは当然光ってない。
「よし、次、俺の雷属性。象徴は“破壊”変換コードはもういいな?雷魔法は、炎魔法より攻撃力は劣るが、範囲の指定がしやすく、範囲を最小限に絞ったときの貫通力は、凄まじい。」
「なぁ、ライム。」
「なんだ?ウィル。」
「そろそろ、ボケはさめなくなったな。」
「はさむな、俺の負担が増える!!!!」
「大丈夫、私頑張るから♪」
「お前は特に頑張るなぁぁああああ!!!!」
以下文章略
「「えぇっ!!!?」
「・・・っていうわけだ。・・そろそろ暗くなってきたな。」
「えっ、本当だ。ごめんねぇ、こんな時間まで・・もう森は危ないなぁ、どうするの?」
「あぁ、宿屋あるか、ここ?」
「・・ないよ。なんなら俺たちの家に泊まるか?」
「いいのか?」
「あぁ。ちょっと、ぼろいけどね。」
「構わないが?」
「そうか。じゃあ、こっちだ。」
月が照らす丘、ライムは周りを見渡し、誰もいないことを確認すると使い魔を出す。・・・携帯ではない。
「・・・もしもし、シークか?」
け・し・て・携帯ではない。
「いや、私、リィ。」
「いや、本当何で!!?」
「再会した♪」
「あれからまだ二週間しかたってねぇだろうが、バカップルがあああ!!!!」
「なっ・・(/////)」
「・・まぁいい、どうせお前にも言おうと思ってたことだしな。後でシークにも伝えといてくれ。」
「何?」
「リン・トウノが見つかった。」
「はやっ!!?」
「・・そうだよな。まぁ。今どこだ?」
「竜王城キルメス。」
「・・結構遠いぃな。じゃあセルス地方で合流するか。」
「そうね。」
「あっ、シークにさ。」
「何?」
「“今までごめん、君のありがたみに気づいたよ”と、言っといて。」
「何で!?」
「じゃあ、二人で甘い時間でも過ごしときな。」
「・・(////)ちょ、ラ・・」
ブツッ、
何か言われる前にボタンを押して会話を終わらす。
しつこいけど、携帯じゃあないデスヨ。
「どうしたんだい、こんなところで?」
「!?」
後ろから急に呼びかけられ、急いで振り返る。そこには、
「ウィル・・か。」
「なぁ、俺たちの村はどうだい?」
「いきなりどうしたんだ?まぁ、いい村なんじゃあないか?」
「お世辞はいいよ。ここは最低な村だ。みんな・・いやリンを除いた全員が自分のことしか考えてない。もちろん俺もね。」
最近気付いたんだ。
リィ「?何に?」
シークの名前の事なんだが・・
シーク「どうしたの?」
シークっていうのは聖をイメージしていつの間にかそうなったんだが・・
シーク「うん、それで?」
俺の記憶が正しければFF12に出てるんだ。
リィ「へぇ・・」
豚に近い種族の名前で
シーク「あああああああ!!!!!」
ドンマイ♪
リィ「あんたが原因でしょ!!」