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太陽は昇る  作者:
7/34

五話 人の話はちゃんと聞こう

「どうしたの!?悲しみがぶり返してきたの!?」

「違ぇええよ!!しつけえよ、そのネタ!!」

「じゃあ、私に名字があったから驚いたの?」

 まぁ、神の使いにある女の子を探せて言われていて、それがお前だったからとは言えないよな・・そうしとくか。

「あ、あぁ。なんで名字持ちなのにこんなとこにいんだ?」

「あっ、まぁ、わたしのは・・飾りみたいなもんなんだ・・・」

「あ・・そうなんだ・・」

 ・・なんか事情がありそうだな、まぁ、深入りせんとこう。

「そんなことよりさぁ!君魔法使えるんだよね、教えてくれない?魔法のこと。」

「?お前の村じゃあ魔法教えてくれないのか?」

「そうなんだよ。私の村じゃあさ、魔法は家ごとでしか教えてくれなくてさ。光魔法以外は教えてくれないんだ・・・」

「えっ、つうか・・「ま、こんなところで立ち話もなんだし、私の村行こ♪」

「あ、あぁそれなんだが、どうすんだよ?お前も迷子なんだろ?」

「それはね。」

 言い終わると、リンは思いっきり息を吸い、

「ウィルーーーーー!!!!!!」

そう叫んだ。助けを呼んだつもりか?でもここ、リンの村の近くかどうかわかんないだし、聞こえんのか? 

「呼んだかい?リン!!!」

「どわあああああ!!!!」

 いきなり、後ろから声がした。振り返ってみると一人の男がいた。

 黄色の髪を首の辺りまで伸ばしていて、目は黒、正直超かっけぇ。あっ!

 リンは太陽のような朱金の髪を腰まで伸ばしており、目は翡翠のよう、改めて、よく見るとかなりの美少女だ、でも、美女ではない。本人のボケボケの雰因気がそうさせる。

 えっ?何で今更リンの紹介?いや前回読み返してみ、紹介するような暇なかったの・・

「リン!大丈夫だった!?心配したぞ!!怪我はないか?他にも・・「大丈夫だったよ。」

 多分、ほおっておいたら、ずっと続く所だったろう。リンは無理やり止めた。

「・・そ、そうか。なんでこんなところにいんだ?まさか・・」

「いや違うよ!!ぬ、抜け出そうとしたわけじゃ!!」

 隠しきれてねぇぞ、動揺を。


「こいつに誘われたんだな!!」

「違ぇぇええよおおおおおお!!!!!」


 まさかの俺へのフリ!?かなり予想外だよ!!

「俺が成敗してやる!!光剣、“グラジエル”!!」

 そうして、ウィルの右手に人の身長ほどの光の大剣が現れる。

 あぁもう、やるしかねぇか。とりあえず一旦距離をとって、

「雷槍、“シャリージュ”!!」

 槍を出した。そして構えたころには、ウィルはすでに、俺から一メートルほど前のところまで迫っており、両手で握った剣を振り上げ、思いっきり振り下ろした。

 それに対し、俺は槍を斜めにして、受ける。瞬間、

「ぐっ!!」

 物凄い衝撃が奔る。が、何とか持ち堪え、剣を軸にし、槍を回して、そのまま、首をねら・・って殺しちゃだめだろ、俺!!

「はああああ!!!」

 俺は戸惑っていた隙に、ウィルは右足を俺のほうに踏み込み、剣を無理やり横に振る。

 さすがにこれは耐え切れず、たじろく。すかさずウィルは剣から右手を離し、それを俺のほうに突き出す。

「今だ!!照らせ、導きの象徴、今、我が敵を打ち砕け、“シャイン・ポール”!!」

 光の円が現れ、俺に向かって伸びる。

「があああああ!!!」

 それを、もろに受けてしまって俺は吹っ飛ばされる。その後ウィルは柱ほどに伸びた光を振り上げ、

「続けて光の柱よ。今、無限に拡がれ!“ホーネット”!!」

 柱が地面に垂直に振り降ろされる。すると、柱の前方にさらに二つ、柱が現れ、それを繰り返しどんどん俺に近づいてくる。

 拡がれってそうゆう意味かよ!でもよぉ、

「舐めんなぁ!!轟け、破壊の象徴!今、全てを打ち砕け“ライトニング”!!」

「なっ!?」

 俺の放った雷は、光の柱を全て破壊する。でも、まだだぜ!!

「続けて審判の雷よ。今、裁きを下せ!“ジャッジ”!!!」

 ウィルの上に雷を出現させ、一気に降ろす。

「うおおおおおお!!!!」

 ウィルは再び剣を両手で握り直し、振り上げる。さすがに跳ね返されることはなかったが、雷は逸らされた。まぁ、予想できてたけどな♪

「しまった!!!」

 くっくっく、あれだけあれば余裕で、近づけるぜ♪

 ウィルが雷を防いでいる間に、俺は間合いを詰め、ウィルに手を当て、

「“ボルト”」

「がぁっ!!」

 殺すつもりはないので、体が麻痺する程度の雷を流す。

ウィルは体の自由がなくなり前に倒れたので受け止めてやる。

「俺の勝ちだな。」

 にしては、リィ達ほどではないけどかなり強かったな。


リィ「ナイス、ライム!!私たちのアピールよくやった!」

 そっち!?勝ったこと褒めてあげようよ。あと、大して、アピールしてねぇよ!!

シーク「言っても無駄だよ。そういえば魔法とかの名前の由来は、何なの?」

 アドリブ。

シーク「あぁ・・そう・・まぁ、こんな駄文ですが、」

 だから、本人いるっつうぅの。やっぱり否定できないんだけど・・

シーク「これからも読んでやってください、お願いします。」

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