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太陽は昇る  作者:
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2話 夜明け前2

地の文?もう諦めました・・

「ど、どういう意味ですか、師匠?」と、シーク。

「ついに、痴呆始まったの?」と、リィ。

「真面目にしろよ。」と、ライム。

「まだ、ボケておらんし、真面目じゃ。」と、序盤のメインツッコミ、師匠。

「人を勝手に苦労しそうな役に任命するな!!」

「ど、どうしたんですか!?」

「電波でも受信したんじゃないの?」

「んなわけないじゃろ!!まぁ、とりあえず理由を話すぞ。じつは二日前神の御告げg「やっぱ受信してんじゃねぇか!!」

「いや、今回はマジじゃって!!」

 『今回は』というところはお気になさらずに。

「はっ、どうだか。いつもそう言ってんじゃん。」

 『いつも』というところもお気になさらずに。

「じゃあ、証拠だすぞ!ハルシオン殿!来てください!」

 すると、「はい。」と、簡潔な返事とともに一人の男が現れた。

「なっ・・」「「て、天使!?」」

 反応から分かるように、男の背中には天使の象徴の白い羽がはえていた。

「あっ、いえ。私は鳥人です。」

 が、一瞬で否定した。

「「「あぁそうなんすっか。」」」正直、しらけた。『もっと空気読めよ、ハルシオンさんよぉ、あぁ!』と、目でリィとライムが訴えるほどだ。

が、「どうしたんですか?」まったく本人は気づかない。

「はぁ、まぁ気にしないでください。で、ジジィの世界救って来いってどういう意味ですか?」

「あぁ、そうでしたね。まっ、その前に自己紹介といきましょうか。私は六神王の一人、風神王タピオン様の眷属ハルシオンです。」「!?」

 内心の驚きを隠しつつ、ライム達も自己紹介をする。

「さて、本題に入る前に、六神王のことは知っていますね?」

「えぇ、まぁ、この世界を統べる六人の神でしょ。」

「その通りです。その六人、炎神王サラマン、水神王ムース、地神王ハヌマン、私の主風神王タピオン、闇神王ロード、そして光神王フェルトによってこの世界を統べられています。ですが、本当はもう六人いたんです。」

「へ、へぇ・・そいつらは、なんで今はいないの?」

「それはですね、実は、さらに上に二人の神がいたんです。その片方が・・突如反乱をおこしたんです。」

 言い終わった後、一瞬だがハルシオンのが暗くなる。が、すぐに元の表情に戻る。

「その際、その神は残りの六人を操り、自分の配下にし、戦いました。その戦いはやがてこの世界のすべての生き物を巻き込むほどの規模に発展しました。まぁ、最終的には六人の神は封印され、反乱をおこした神は、もう一人の神が力を与えた子ともう一人の神を殺すために創った子との戦いに敗れ、死にました。ただ、創られた子も創造主が死んだため、死んでしまいた・・」

「「「・・・」」」

 あまりの事に言葉を失う三人。だがふと、ライムがおかしい事に気づく。

「なぁ、なんで、わざわざ、人間に力を与えたり、神を殺すために人間を作ったりしたんだ?直接戦えばよかったんじゃあ・・」

「普通に考えればその通りです。ですが、神は神を殺せますが、倒せません。逆に人は神を倒すことが出来ますが、殺すことが出来ません。」

「どういう意味だ?」

「止めをさせるか、させれないかってこと?」

「惜しいですね・・ですが、どう説明すればいいか分かりませんね・・まぁ、その時になったら分かるでしょう。」

「へぇ、つまり、あんたは私たちに封印された神を殺してほしいて事?」


「少し違いますね。正確には封印がとかれた、獣神王フェンリルを倒せる人を集めて欲しいのです。」


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