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太陽は昇る  作者:
27/34

にの六話 RECALL THE PAST

いやぁ・・・テストで書く時間が有りませんでした・・・

後今回はスペースを結構あけてみました。




「凄い・・・綺麗・・・」


 姫はこの一面の花畑を気に入ってくれたようだ。


「アリス・・・ありがとう。私の我侭聞いてくれて。」


 そう言い。姫は久しぶりに満面の笑みを浮かべた。

 あぁこの笑顔に私は・・・

 この笑顔を見れたのだ。命令違反をしてでもつれてきて良かった。


「ねぇ、アリス。この花なんて言うの?あっ、この花もいいな・・」


 姫は花を踏まないよう肩膝をつき、花をどんどん見ていった。

 それからはとても楽しかった。


 でも、その時間は終わる・・・


「あっ・・・この花・・・」


 そう言い姫は一つの花を抜いた。

 その花はまるで血のように紅く、少し不気味だった。


「この花も綺麗ね・・・」

「そうでしょうか?私は不気味に・・・」


「だってこの花・・・。」


 そう言いながら姫は私の方へ振り返る。


「今の私のよう。」



 その姫の姿は姫の言う通りその花のように血まみれだった。





「あああああああ!!!!」


 悲鳴とともに私は目覚めた。

 ■は、私はまだあの時から開放されないのか?

 私があの時やったことはやはり間違いだったか?


 コンコン、

 ふとノックの音が響いた。


「私。」


 この声はマキか・・・ならすぐ入れてもいいな。

 私が招き入れるとすぐにマキは入って来た。


「どうしたの?隣の部屋まで聞こえてたよ?アリスの悲鳴。」


 マキが普通に喋っている。それぐらい心配してくれているんだろう。


「ありがとう、でもなんでもない。ちょっと悪い夢を見ただけだから。」

「そ、そう・・・ならもう聞かないけど・・・」

「あぁ、心配かけてすまない。」

「べつにいいよ。でもアリスは次の戦いの要だし、第一私たちの大切な仲間なんだし、なにか相談したいことがあったらいつでも相談していいよ。」


 そう言ってマキは部屋から出て行った。



 仲間か・・・

 かつて他にも私には仲間がいた。

 ともに戦場を駆けた仲間がいた。

 ともに笑いあった仲間がいた。

 でもその仲間たちはあの時を境に仲間ではなくなった。

 まぁ、敵にならなかっただけマシか。



 なんたって私は姫を殺した逆賊らしいからな。





闇だけが支配する世界をわいは一人で歩いとった。

なんでここにおるんかもわからん、何で歩き続けとんかもわからん。

ただ歩き続けていた。すると、


『久しぶり、“最速”。』

「!?」


 かつての呼び名を呼ばれ、堪らず振り返った。

 そこには黒い、何かがいた。


「な、なんやお前は・・・」

『何ってわかってるでしょ?』


 ま、まさか・・・


『私は、俺はお前が捨てた過去のお前。』


 何かは形を変えた。

 黒いぼろを纏い、顔は不気味な仮面で覆われいて、神はかなり短めだ。

 まさしくそれは昔のわい・・・いや俺。でも、


「違う、違う!!!わいはフウキやあああ!!!」


 あの時、フウガに助けられた時正直嬉しかった、これでこの過去を捨てられると思ったから。


『違いなどしない、俺はお前だ。たとえ髪型を変えても、喋り方を変えても、素顔を晒すようになっても、前は過去を捨てることなどできない。』

「違う!!!!」


 そしてわいは走り出した。

 過去から逃げ出すために。

 しかし俺から幾つもの黒い手が現れ、俺に迫ってくる。


「あああああああ!!!!!」


 それを必死に払う。でも払いきれず手はわいを捕まえる。

 そして俺に引きづり込まれていく。


『諦めろ、お前は過去を捨てることなどできない。受け入れろ、自分が暗殺者であることを!!』

「くそおおおおおお!!!!!」





 いつのまにか目が覚めた。

 全身が汗でびっしょりやった。


「ずいぶんうなされてたな。」

「!」


 顔を起こすとそこにはフウガがいた。


「な、なんで・・・」

「アホか、同じ部屋だろうが。」


 そ、そういやぁそやったな。


「なぁ、フウガ・・・」

「なんだ?」

「過去を捨てることってできんのんやろうか・・・・?」


 なんとなくフウガなら答えたくれるような気がした。でも、


「知るか。」


 返ってきた言葉は期待していたのとはまったく違った。


「だって俺には捨てたい過去なんてないからな・・・わかんねぇよ、そんな事なんて。」


 確かにそやな・・・


「悪い、フウガ・・」

「気にすんな、でも一つだけいいか?」


 ・・?なんなんやろ?


「たぶんな、否定しているうちは捨てることなんてできないと思う。いつまでも追ってくると思う。」

「・・・!」

「じゃ、俺はリンの修行に付き合わなきゃなんねぇから。」


 そう言ってフウガは部屋を出て行った。


「否定しているうちは捨てれんか・・・」



 ただ命令にしたがい、自分が生きていくために人を殺してきた日々。

 どれほどの血を浴びてきたか?

 何人の人間を殺してきたのだろうか?



「わい、捨てれるんかな・・・」


 今度は答えてくれる人は居ない。



リィ「後書きよ、私は帰ってきた!!!」

 んな、元ネタがよくわからんパクリすんな!!

シーク「いやでも本当久しぶりだね。いままでずっと本編だったし。」

 ついでにもう一回外伝として出します。

「「マジッスか!!?」」

 マジ。

リィ「どんな話なのよ?」

 とりあえずお前たちに、番外編で名前だけ出たセツナ。後ハルシオンも出そうかなって思ってる。

シーク「へぇ・・・ていうかセツナって・・・」

 気にしない。

シーク「まだ何も言ってないんだけど。」

 まぁ、それは置いといて、ちょっと来週も次話を投稿できるかどうかわかりません。

リィ「へっ、なんで?」

 実は・・・テストまだ終わってない♪

「「勉強しろ!!!!」」


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