表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
太陽は昇る  作者:
18/34

にの一話 HAPPY END!!

第二章開始〜 まぁ、この話一話完結ですけど。

「うぉぉぉおおおおおお!!!!」

 人ほどの光の大剣が空間を横薙ぎに切り裂く。

「チッ!!」

 勿論素振りと言うわけではない。彼は切るべき対象を睨む。

 そいつは彼から背を向け、走り出していた。

「待てぇぇぇえええ!!」

 当然彼も走り出そうとする。しかしちょうど足を出した瞬間、奴が振り返り、

「轟け、破壊の象徴、降り注げ、“ライトニング”!!」

 彼の一・二歩前ほどの空間に雷が降り注いだ。

 その轟音により聴覚が麻痺し、舞いあがった粉塵により視覚も封じられた。

粉塵がはれたころには奴はいなかった。

「ライムゥゥウウウウ!!!」



 やぁ、みんな。俺はライムだ。

 え、どっかで見たことあるようなって?気にすんな。

 さて、何故上の文みたいな状況になったか気になるだろ?

 え、いや別にって?気にしやがれ。

 さぁて、回想といこうか。

 あの村を出てから三日後ちなみに五分前、ここら辺では一番でかい町である、“プロビンスナイン”について一・二時間ほどたった時だった。

『そう言えばさライム・・・』

 なんだ?つうか、なんでリン、顔が真っ赤なんだろう?

『今更なんだけど、ほら、フウガと戦ってた時。』

 フウガと戦ってた時?何かあったっけ?

『私のこと狙ってるって・・・』

 謎は全て解けた。 

 慌てて弁明の言葉を言おうとした時肩に手を置かれた感触がした。

『ライム・・・』

 振り返って見ると,ウィルが不気味なほど穏やかな笑みを浮かべていた。

『どうやら俺は君を殺さなければいけないようだ。』

『きっと気のせいだよ!!!!』

 もちろんその言葉は届かなかった。



 そうして今に至る。

 しかし本当どうしよう。いつまでも逃げている訳にはいかないし・・・ 

“お困りのようですね”

「なっ!?誰だ!!」

 周りを見回せて見るが誰もいない。

“誰か?聞かれたのならしょうがない。作者だ。”

「お前、本文出ちゃ駄目だろ!!」

“いいじゃん、けち”

「そういう問題じゃあねぇよ!!・・・まぁいい、なんの用だよ?」

“なぁに、お困りのライムに助言をしてやろうと”

「マジで?さっさと言えよ。」

“何かむかつくけどいいだろ、こうすれば・・・”


ウィルに素直に殺される→HAPPY END!!


「BAD ENDじゃねぇか!!!」

“この状況終わるよ?”

「俺の人生も終わるけどな。」

“まぁそれは冗談として・・・”


 いっそのことリンに告白→おそらくOK→ウィルの殺意が増す→ウィルに怯える日々→HAPPY DAYS!!


「どこがだ!!!」

“結構好きなんだろ?”

「俺は変態か!!」

“違うの?”

「違う!!」

“まぁそれも冗談として、本命行こうか。”


 正直に事情を話す→二人との心の距離がぐっと離れる→WE ARE BEST FRIENDS!!


「お前もう帰れ。」




 とりあえずあのバカ作者は追っ払ったが、素直に事情を話すか・・・せめてハルシオンがいればなぁ、見た目天使だし。まぁこんなとこに・・・

「あれ?ライムさんじゃないですか。」

 いたああああああああ!!!!!


「・・・なるほど。」

 とりあえず何故こんなところにいんのかは気にしないことにして、説得を手伝ってもらうために事情を説明した。

「その状況を抜けられる魔法の言葉を教えてあげましょう。」

「マジで!?あんの、そんなの。」

「頑張れ!」

「“ライトニング”」

「甘いわ!!!」

「なっ!?」

 ムカついたんで“ライトニング”を放ったがあっさりと避けられた。 

「くっ、風神王の眷属ってのは伊達じゃねぇな。」

「それほどでも、ていうか“ライトニング”って中級魔法ですよね?よくコード省略できましたね。」

「それぐらいむかついたってことで。」

「そうですか。ではそんなあなたに一言。」

「・・・何だよ。」

「COME ON!!」

「同じ意味だろうが!!」

※COME ONは頑張れとも訳せます。

「まぁ、私は帰りますよ。」

「・・・帰れ、帰れ。」

「最後に一つ、後ろを見てください。」

「は?」

それだけ言ってハルシオンは飛び去っていった。意味も分からずとりあえず言われた通りに振り返ってみると・・・

「ミツケタ。」

「ウウウウウウウィル!?」

 シスコンという名の鬼がいた。

「照らせ、導きの象徴。降り注げ、数多の光。今我が敵を打ち砕け。“シャイニング・レイ”!!」

「ぎゃあああああ!!!!」

 HAPPPY END!!


初めての一話完結です。

リィ

「確かに。」

シーク

「一章じゃ一つも間話なかったよね。」

うん。まぁ、ちょっと無理矢理のところもあるけどよく出来たと思うし…

リィ

「あくまであんたレベルだったらだけどね。」

グハッ!!

シーク

「リ、リィ!?いくら真実だからって言わなくてもいいでしょ!」

お前もな(泣)

まぁ、自分なりには頑張りますのでぜひ次も読んでください。

「「感想待ってます!!」」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ