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太陽は昇る  作者:
12/34

第十話 盗賊団亜風

 はぁ・・・やっぱ感動系は苦手ですね、読んでくれた人も少なかったかし・・・

まぁ、またやりますケドネ。そんときにはもうちょっと文章力が上がってればなぁ・・・

 まぁしばらくは戦闘がメインです。・・・前回ので見捨てられてなきゃいいけど・・



「光剣“グラジエル”!」

 ウィルは剣を出し、リンは腰を落として構える。

「ふっ、やる気だね。」

「・・おそらく姉さんが集中して狙われるだろうから、下がって。」

「分かった〜」

 これは何故かというと、魔法は術者が絶命もしくは気絶したりすると消えるからである。

「水鞭、“シャルス”」

「炎弓“ヂュアリス”」

マオとアスもそれぞれの武器を出す。

そして、マオがリンに鞭を振る。それは音速に近い物だった。

が、それをリンはバックステップひとつで避わし、一気にマオとの距離を縮める。

(・・速い!!)

 そして、移動中に振り上げた腕をマオに振り下ろそうとするが、それを中断し横に素早くサイドステップをする。

 突如、リンがいた空間に炎の一矢が、

「チッ!!」

 それはアスの放った矢だった。

(地術師は、後方にいるし、まず、弓使いから倒すか・・)

 今度はウィルがアスに向かって駆け出す。

「こっちに来たか!!進め、侵略の象徴。今我が敵を打ち砕け、“フレイム”!!」

「無駄!!」

 アスの手から一メートルほどの火球が現れ、ウィルに向かうが、それをウィルは剣を横薙ぎに振ることで弾く、

そして、さらにアスとの距離を縮めようとするが、

「・・を打ち砕け〜“ストレス〜”」

 いつの間にか出現した、いくつかの岩に阻まれ、進みを止められる。

「シッ!」

 そこに弓の追撃が、ウィルはそれを避わそうとするが、さすがにこの距離では無理があり腹の一部分が抉れる。

「ぐっ!」

「ウィル!!」

 それを見てリンは思わず、ウィルに駆け出そうとするが、

「・・余所見は禁物。」

 その行為は最大の隙になってしまい、マオの鞭の一撃をくらってしまう。

「あっ・・」

 そのまま、リンもちょうどウィルがいる方向に吹き飛ばされる。

「・・僕の鞭をくらったら普通は真っ二つになる筈なんだけど、どうやら君、獣魔法の使い手だね。」

 説明は省略したけど獣魔法は自分の身体能力を上げたり、

「・・僕もそう、といっても僕は操るほうが得意なんだけど。」

 生物をある程度操ったりすることが出来る。ついでにこれにはコードはない。

「・・!じゃあ、村を襲っているルウルウルフは・・」

「・・そう僕が操ってる。」

(それじゃあ、あいつも倒さないと。でも、それ以前に・・)

「くっ・・」

 ウィルは抉られた場所を抑えて、呻いている。

(ウィルの怪我をどうにかしないと・・できるかな・・いや、やるしかない。)

そうして、ウィルの怪我した場所にてを当てる。

「湧け、癒しの象徴!彼の傷を癒せ、“ヒーリング”!」

 すると、手から水が現れ、ウィルの傷口に流れていく。

(できた・・!)

 ウィルの傷は完全にではないが塞がった。

「・・ふぅ、助かった、ありがとうリン。」

「どういたしまして♪さて、どうする?」

「うん、あの三人なかなか強いよ。数で負けてるし・・“アレ”やるか。」

 そうして“アレ”とやらをするために詠唱をしようとする。が突如、

「リン!ウィル!ちょっと端よれ!!」

「ライム!?」

「・・?だれだ。」

 とりあえず、言われたとおりにリンとウィルは端による。

「轟け、破壊の象徴!今こそ、審判の刻!今、その裁きを下そう。“ジャジメント”!!」

 それとともに、壁が破壊される。

「なっ、う、嘘でしょ〜“ジンセイ”が〜」

「リン、ウィル。ここは俺に任せて、村の方に行ってくれ!」

「わ、分かった。」

「気をつけてね!」

「おう。」

 そうして、リン達は村の方に向かっていった。

「・・バカな。」

「ん?どうした。」

「フウガ様と同等だと!?」

(フウガ?それって確か・・)


 場所は変わって村の中、

『グルルルウルルルル!!!』

「進め、侵略の象徴。地獄の業火よ、生きとし者を燃やしつくせ、“ヘルフレイム”!!」

 出現した黒き炎は、ルウルウルフを大量に燃やし尽くした。

「どう?ウィル!凄いでしょ!!」

「あ、あぁ。(さっきは疑問に思わなかったけど、なんでこんなに使えるんだリンは!?いままでやったことないはずなのに!)」

 覚えているだろうか?リンは光魔法以外・・・正確に言うと獣と呪も除いて・・・教わってない。だから必然と使ったこともない。

 さらに言うと、上級の発動コードになると指定コードも長くなる。そしてこれは長い方であるから、上級になる。それだというのに何故リンは使えるかというと・・・リンだからでいいじゃん。

「いや、よくないだろう!!」

『キャン!!』

ウィルはウルフ・・もう全部書くの、めんどい・・を倒しながらもツッコム。

「ねぇ、ウィル!」

「なんだい?シリアスそうな雰因気を持ってきてくれてありがとう。」

「大丈夫。出来るだけ、コメディにするようにするから。」

「ライムいないから、俺がツッコミなんだよね!?」

 ついでに、ウィルはノリが良いだけで、本来はツッコミよりである(シスコン時除く)。

「まぁ、それはとんでけ〜として。」

「さっきまでのは小さい子の痛みと同レベル!?」

「明らかに多くない?ル(以下略)の数。」

「略すの速いし、それだけじゃ意味分からんし、労力あんま変わらんぞ!?・・・まぁ、確かにそうだな。」

「でしょ、第一・・」

『グルルルルルルル!!!』

「ルウルウルフの唸りが普通だし。」

「あぁ、これじゃあただのウルフだ。」

 (全略)の特徴「何の!?」は変な唸りだけらしい。

「ははは!!何でか教えたろうか!!?」

 突如どこからかやかましい声が。

「誰だ!?このやかましいのは!!」

 ウィルもそう思ってた模様。

「そな、はっきり言わんといてぇなぁ・・ショックやぁ・・」

 誰かの心に54のダメージ!!!

「中途半端だな、おい!・・まぁとにかく、何処だ!!出て来い!」

「上や、上。」

「!」

 言われて、上を見上げる。そこには黒い髪を適当に伸ばした、眼鏡をかけた男が浮いていた。

「さぁて、早速名乗らせてもらうで。盗賊団亜風副団長フウキや!!」

「そ、そんな・・」

 そんなリンの声は絶望に染まっていた。

「え?いや、どしたんや嬢ちゃん?」

 本人も意外だった模様。

「こんなところに風紀委員がいるなんて・・」

「ははは、ここで会ったが運の尽きや・・て、なんでや!!なにフウキイイン?たしかにわいフウキやけど!」

「おぉ、ノリツッコミ。」

「もう、何、自分!?マキぐらい疲れるわ!!!」

 マキもそんならしい。

「まぁ、えぇ。早速戦いましょか。・・・召喚。」

「「!?」」

 そして門が現れる。

 やっとこいつら出せた!!

リン「前々から考えてたの、あいつら?」

 いや、フウキ以外即興。

リン「じゃあ、さっきの何!?」

 いやぁ、即興なんだけど結構気に入ってんだよね、アス以外。

アス「酷っ!?」

シーク「初めて僕たち以外が出たね。」

 たま〜に混ぜてく予定。まぁ、アスもいろいろ設定考えてんだけどね。

アス「そうだよ!僕にもいろいろ過去とかあるんだ!というわけで・・」

 一章じゃ、影とても薄くするけどね。

アス「うわああああああん!!」

 次回はほとんど完全にバトルです。

シーク「無視った!?」


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