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太陽は昇る  作者:
10/34

第八話 性に合わなくてもやらなくてはいけないことがある。

久しぶりに更新できた!あと全体シリアス目です。

俺の父も最低な人だった。毎日働きもせず、酒ばっか飲んでて、気に入らないことがあったら誰であろうと構わず殴っていた。そして結局犯罪起こして捕まった。


俺と母さんはその隙に逃げ出した。そして辿り着いたのがここだった。


でも違った。ここでは誰も助けてくれなかった。母さんは優秀な魔術師だったのにまともな働き口がなかった。それでも母さんは俺を育てようと思って…せうして母さんは働きすぎて死んだ。葬式には俺しかいなかった。


それから俺も人を信用できなくなった。俺も自分のことしか考えないようになってきた。そしてどうせいきていてもなんにもないはずなねに、苦しいだけなのに、ただ毎日がむしゃらに生きてきた。


そして六年前、その時にはすっかり俺もこの村の住民になっていた。いや、そう思ってた。そんな時に出会ったんだ。村の入り口で虚ろな目をして倒れていたリンに。


村の奴らはそんなリンを無視していた。でも俺はリンから目が話せなかった。何故かは分からない。何故か俺はこの子の笑顔を見たいと、この子を守る騎士でありたいと思っていた。


それから、リンとの生活が始まった。リンはその時は今見たいじゃなかった。でもだんだん心を開いてくれた。俺も笑えるようになった。


だからこそ俺はリンを失いたくなかった。またあのころのようになりたくなかった。リンには生き別れの父親と姉がいるらしい。今は生きているかどうかは分からないらしいけど。でもリンは逢いたいらしい。だからこそ俺も着いていきたい、でも・・・


「怖いんだよ!リンなら俺も連れていってくれると思う。でももし、リンが俺を拒絶したら、俺はまた…済まない、今まで悩みを言えるもいなくて…」


あぁいらいらする。まるで俺を見ているようだ。いつまでも過去をひきずっていること。そしてそれを自覚していること。本当に俺そっくりだ。抑えろ、ライム・■■■■■■。“朱雷(しゅらい)”になってはいけない。“ライム”として考えろ…


「ウィル、もう1日止めてくれないいか?」

「…?構わないが?」

「明後日、俺はリンを連れて行く。」

「!?」

「それまでに言うも、ずっと“もしかしたら”と思っておくのもお前の自由だ。」

「…」

「最後に一つ言っておく。お前はシスコンでいろよ。」

「は?」

「じゃ、先戻っとくわ。」 そうして俺はここを立ち去る。

「ま、待て!」

そうウィルが叫ぶが返事はしない。

シスコンでいろ?どういう意味だ?

俺はあの子の兄がわりを名のる資格も、あの子を守る騎士である資格もないんだ・・・リンすら疑っている俺には。


怖い。拒絶されるのも、またここで一人生きていくことも。


しかしやっぱり分からない。シスコンでいろか・・・!?そうか、そういうことか!くくく・・・ライムに真性だよって言われたが、否定出来なくなるな。



すこし古ぼけたドアを開き、中に入る。

「あっ、お帰り!ライム」 中ではリンが食事が並んだテーブルに座っていた。

「何してたの?」

「散歩。」

簡潔に返事をすると、リンは笑顔を曇らた。

「・・・村の人に会わなかった?」

「いや。」 この様子から見ると、本当にこの村はウィルの言ってた通りのようだな。

「そういえばウィルに会わなかった?ウィルもどっか行っちゃってさぁ、ご飯冷めちゃうよ。」

「あぁ、会ったぞ。多分そろそろ帰ってくるんじゃねぇか?」

「そうなんだぁ。速く帰ってこないかなぁ」

「ところでリン、ウィルから聞いたんだが。お前この村から出たいのか?」

「・・・うん。やっぱりウィルは分かっちゃたか、聞いたかもしれないけどお父さんとお姉ちゃんがいたんだ。まぁ、今は生きているかどうか分かんないんだけどね。でも生きているならどうしても会って見たくてさ・・・まぁ、他にも理由があるんだけどね。」

ん?なんだ、最後の方小さくて聞こえなかった・・・まぁいいか。

「なんなら俺が連れてってやろうか?」

「えっ、いいの!?あっ・・・でもウィルは反対するかもしれないし・・・」 あ〜、あいつにはシスコンでいろって言ったけど、それが原因でリンも言えなかったらしいな。

「じゃあ説得すればいいだろ。」

「で、でも・・・」

「やりもしないうちから諦めてんじゃねぇよ!俺が言うのもなんだけどお前らしくねぇぞ?それに、ウィルならきっと分かってくれるさ。」

本人から聞いたしね。

「そう・・かな。うん、分かったよ!じゃあウィルが帰ってきたら早速・・・」

「まぁそう焦んな。明日の晩ぐらいにしようぜ。」

「なんでそんな後に?」

「まぁいろいろと事情がアッテネ。」

「?・・・なに?」

「それは企業秘密。」


にしたゃあ最近俺、性に合わないことばっかしてんな。

リィ

「さて、言うことがあるでしょ駄目人間。」

更新遅くなってすいませんでした!

リィ

「まぁ待ってる人いるかどうか分かんないだけどね。」

グハッ!

シーク

「会心の一撃だったみたいだね。」

リィ

「遅いうえに、仕事放棄?まぁもっと早くさせますので、」

シーク

「これからもよろしくお願いします!」

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