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ごはんですよ、魔王さま

作者:雲鈍
昔々あるところに居た魔王様(当時は美少女、今は既婚)がおりました。魔王様は傍若無人で、支離滅裂。育ての父親の先代魔王も、娘のわがままにはほとほと手を焼いておりました。
たいして人の世界にも「勇者」なるものが居て。こちらは品行方正清廉潔白、腕っぷしは強く容姿は整い、足跡には草花が咲き乱れるほどのイケメンぷりでした。
現魔王さまにとって幸運だったのは、勇者に出会えたことでした。
けれど魔王さまにとって不幸だったのは、それが決戦の場だったことです。
互いが互いの全てをかけて戦い、お互いの必殺技が炸裂。

次に気が付くと、2人は見たこともない世界におりました。
剣も魔法もなければ、肩書き(魔王)も責任(勇者)もない。
少しふつうと違う女(魔王)と、ふつうだけどどこか変な男(勇者)が居るだけでした。
生活感が違う世界で、四苦八苦して。
二人はいつか、つがいとなり。

魔王さまも今やいっぱしのOLです。生活費を稼ぐためにバリバリ働いています。
勇者は、そんな魔王さまの帰りを家で待っています。
手作りの料理で持って。
おかえりなさい、の言葉とともに。


「ごはんですよ、魔王さま」
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