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Lost...  作者: 村瀬灯火
悪夢編 第一章 初心幻想
3/8

第二話 始まりの物語序章

初めましての方は初めまして

村瀬灯火です。

第二話始まります。


俺は彼女に手を引かれながらも私立葉流原高通称バル高にやってきた。

校舎自体は最近できたため古くは無く綺麗であるが

進学校でもなく就職校でもなく

成績も普通のものばかりが集まる代表的な普通な高校である。

その高校の部活塔と呼ばれる全ての階が部室の東校舎二階の文化研究部の部室ついた。

渚は部室の扉を威勢よく無意味なほどの力で開け

「新しい能力者つれてきたよ!」

と部室内がまるで音響装置になったかのような声で叫んだ。

「いつも渚は元気だな。しかしそれは他の部活動にも迷惑になるから程ほどにな。」

銀髪の少し髪の長いいすに座っている女が渚にやさしく怒っている。

「でも先輩、見つけたんですよ能力者!」

渚はほめてくれるのを待っていると言わんばかりの自慢気な顔で言った。

「おおよくやったじゃないかで名前は?」

銀髪の女は渚に訊いた。

渚は褒めてくれたのがうれしかったのか笑顔で

「名前は想くんです!」

渚は俺の名前を言った。

俺は今、渚が馬鹿であることに気付いた。

人の名前を聞かれて愛称から答える奴は今まで見たからだ。

「だから想くんゆうな!」

俺は渚に怒鳴った。

すると渚は不機嫌そうな顔で俺を見つめている。

渚では無理だと思った俺は自分で名前を言うことにした。

「俺は結原 想志。」

俺は自分で名前を言った。

これで高校生生活初めて名前を教えた人二人目は

銀髪の女になってしまったのである。

すると女も自分の名前を教えてきた。

「私は桐谷 実 文化研究部の部長を務める三年生だ。」

実は俺に手を差し伸べ握手を求めてきた。

俺は少し女性と手を握ることに恥じらいを感じながら

実と握手した。

「やっぱ部長も能力者なんすか?」

俺は仕方なく先輩であるかたにまた敬語を使い

実のことを部長と呼んだ。

部長は俺の目を一度睨み付け目を離した。

「私も能力者だ。ただし能力についてはまだ今の君には教えられん。」

と部長は能力者であることだけを告げた。

「ところで渚殿この結原殿は入部するのか?」

部長は渚に訊いた。

渚はなんの迷いも躊躇いもなく

「はい!想くんは入部してくれるって言ってたのでつれてきました!」

渚は大きく右手を挙げ

選手宣誓をしているスポーツ選手のように部長に言った。

「ほう新入生から入部志望がでるとは珍しい。」

部長は関心した目で俺を見ている。

本当は無理やりつれてこられたと言いたいところだったが

意味の無いことだと悟り言うのをとめた。

「じゃぁ説明しようこの部活動を!」

部長は席からたった。

「ここ文化研究部は実は言うと能力者の集まりであり文化研究部と言うのはただの形だけだ。

 そして部員は私と渚殿そしてもうひとり今は不在だが二年の帝殿がいる。」

部長は説明を終えてからまた席に着いた。

「なにか質問ある想くん。」

渚は俺に尋ねてきた。

「いやないっすけど。渚先輩、俺のこと想くんって呼ぶのやめてくれないっすか。」

俺は今まで愛称と呼ばれるものをつけられたことが無かったので

すごく渚に想くんといわれるのが気持ち悪かったのだ。

「想くんは想くんだよ!」

渚はこの一言だけで俺の意見を聞かず自分の意見のみを主張した。

俺は渚の馬鹿っぷりと自己中心的な性格にあきれ返ってしまった。


「理不尽すぎる・・・」

俺はもう選べる道は無いのだ。 



まだ展開は序盤ですがきたいをv

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