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Lost...  作者: 村瀬灯火
悪夢編 第一章 初心幻想
2/8

第一話 終わりの物語

初めましての方は初めまして

村瀬灯火です

今回は第一話となりますので初めての方もお楽しみ出来るでしょう

さてどのようになったものか・・・

桜が散り二週間くらいがたっただろうか。

少し桜の面影が残っている。

鳥のさえずりとともに目覚まし

まだ冬の寒さが残るなか

寝ぼけたまま通学する普通の高校に通う

私立葉流原高校一年生。

それが俺、結原 想志。

普通の高校で普通の生活を送り

普通の人生を歩んできた俺は

普通のままに人生が終わることと思っていた。

しかしその普通の人生は終わってしまったのだ。

もはや最初から終わっていたようなものだった。

僕には一つだけ人とは違う特殊なものを持っていたからだ。

十万人に一人が生まれもって持つ能力。

幻想能力。

俺はその能力者の一人なのだ。

だが俺は能力者であることを隠し続けていた。

だが気づかれてしまってからがこの物語の始まりである。

いつものように帰宅している中始まりはやってきたのだ。


「やっと見つけた、私とは違う能力者!」

髪は短く金髪の背は百五十後半の同じ高校の制服を着たまるで妖精のような女性が校門の近くで

俺におしよってきた。

「君、幻想能力者でしょ! 私わかるんだよ隠しても。」

明るい雰囲気で元気のいい声で彼女は言った。

「あんたなんでそれを...」

俺はあまりにも唐突すぎて頭が真っ白になった。

「だからいったでしょ! 私にはわかるの。だって私も能力者なんだよ。」

彼女は自慢気に俺を見ている。

俺は隠していても無駄と悟り仕方なく自分が能力者であることを告げた。

「しかしなんであんた俺が能力者であること...」

俺はもう一度彼女に訊いてみた。

すると彼女は今までとは違い呆れた顔で

「もしかして君、誰が能力者だとかってわからないタイプ?

 今までなにをしてきたんですか?普通ならわかるものですよ。」

と俺をまるで情けなく思うように言ってきた。

でもそれは仕方がないことなのだ。

今までごく普通の生活を送り

能力とは無縁の生活を送ってきた俺は

能力に関してはまったくの無知であるのだ。

「そういやあんたも能力者って・・・」

俺は少しためらいながらも彼女に訊いた。

すると彼女は呆れていた顔がまた一段と呆れた顔になり

「もう!普通最初は名前を聞くでしょ名前を!」

彼女は少し不機嫌な顔になり俺を睨み付けてきた。

「すいません・・・じゃぁあんた名前は?」

俺は興味も無かったが仕方なく彼女に訊いた。

すると彼女はそれを待っていたと言わんばかりの顔で

「私は希波 渚! 葉流原高の二年だよ。」

彼女の顔は先程までの不機嫌そうな面影は消え

明るい顔に戻っていた。

「じゃぁ渚先輩、あんたなんの能力者ですか?」

俺は仕方なく先輩である渚に

慣れもしない敬語で尋ねた。

「それは内緒!ところで君の名前は?」

俺の質問は軽くスルーされてしまった。

そういや渚はまだ俺の名前を訊いていなかった。

「俺は結原 想志。あんたと同じ葉流原高の一年だ。」

俺が人に名前を教えたのはこの高校に入って初めてだったかもしれない。

渚は俺の名前を訊いてからなにか考えているのか

俺に話しかけてこない。

少し時間がたってから渚は

「じゃぁ想くん 文化研究部に入ろう!」

渚はそう言い俺の手を引っ張って学校の方角へと走った。

「おいまてそんな勝手に決めんな。てか想くんって呼ぶなー!」

俺の声は彼女に届かなくむなしく消えた。


そうこの彼女、希波渚にあってからが僕の人生の終わりであり

この物語の始まりを告げたのだ。

そのときは考えてもいなかった

物語の始まりが。


どうでしたか

私の完全新作でまだまだ語彙力がありませんので

ご意見をください

おねがいします


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