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×  作者: テノ
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小学校に入学です。

小学校へ入学すると、新しい世界に胸を弾ませた。


元々勉強は好きだったし、そろそろ読めない字がある本も増えて来ていたから、勉強をする事は楽しかった。


家に帰れば真っ先に宿題。


宿題が終われば本。


自分の知識を増やす事で、どんどん世界が広がっていくのがとても嬉しかった。


寧ろ、私が勉強に励めた理由はそれだけだったと言えるかもしれない。





______________________________________










しかし、熱中していたのもつかの間。


世の中で、ゲームというものが流行り出した。


本一筋だった私は、最初こそ見向きもしなかったものだけど、頭が良くなるソフトを試しにやってみると、思いのほか楽しくて一気にハマった。


そんな事をしていると、宿題が疎かになった。


先生から怒られ、そのストレスでゲームにのめり込む。


そうなればまた、宿題が疎かになる。


悪循環が続いているのにも関わらず、何も気にしなかった。


しかも、理解力が高かったのもあって、テストの点はいつも90点を平均としていた。


好きだった国語の勉強は、インターネットっでちょちょっと調べれば読めない漢字も読めることを知って、必要性を感じなくなった。



そうして私は、6年生になった。





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