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×  作者: テノ
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本題に入る前に、主人公の生い立ちです。


すこーし長くなるので、めんどくさ〜い!って方は飛ばして頂いても大丈夫です。


私は、幼い頃から聞き覚えもよく、運動以外であれば

そこそこなんでも出来た。












例えば、







漢字も混じった絵本は3歳かそこらで読めたし、何なら他の友達に読み聞かせをすることもあった。





だけど、初めは皆、私が書いてあることを本当に正しく読んでいるのか疑ってた。





中には先生に、


「あーちゃんがうそのえほんよんでるー!」


何て言いつけるのもいた。







本当に読めているのか。

嘘はついてないか。


先生は私に、読み聞かせるように言った。


断る理由もなく、寧ろ自分よりも上の人にそれをするのが、頼まれるのが、とてもうれしかった。


もちろん嘘は読んでないから、私は一言一句違わずにルンルンと読んだ。










すると先生は少し驚いたようだったけど、すぐに私をぎゅーっと抱きしめ、褒めてくれた。





それから先生は、報告した友達はもちろん。

それ以外の友達にも、


「あーちゃんは、嘘読んでないよ。」


と説明してくれた。











私が嘘をついていないと分かると、


「これもよんで!」


と、皆は私に絵本をどんどん持ってきた。








字が読めればこんなに皆が私を認めてくれるんだ!



と、私は幼いながらに嬉しかったのを覚えてる。



__________________________________________








それに比べて、運動は全く出来なかった。



出来ない というよりも、もともと身体が弱いのもあって、持久力が全然無かった。



でも、センスはあったみたいで、かけっこは一等賞だ

ったし、ダンスはいつも前で踊らされてた。



その後はいつもゼェゼェだったけど…。





___________________________________________





他に、お弁当は残さず食べたし、お手伝いも積極的にした。





通院で通っていた病院では、診察前の挨拶は欠かさず



おねがいします!

ありゃとごじゃました!



と、頭をさげた。




注射も、診察も、


痛い、嫌だ、と泣いたり駄々を捏ねたりする事は、

一度も無かったそうだ。



__________________________________________











そんなこともあって、私は幼い頃からよく褒められたり頭を撫でたりされることが多かった。










このお話には、私の体験も元に書いています。


どのくらいの人が共感してくれるのだろうか...

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