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五座衛門  作者: JIN.KURA
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五座衛門2

そんなこんなで僕は五座衛門(侍?)

に強引に喫茶店に連れて行かれました。

五座衛門はすっかりさっきの出来事を忘れ、、


「おぬし!名前はなんと申す?なに?たけしとな?

おぬし、拙者みたいにりっぱな侍になりたいのか!?」


僕はさっきの事件ですっかり侍に冷めていたので、ひきつった愛想笑いをしていたら


「こらぁ!!なんだおぬしは!?さっきからヘラヘラしおって!!なっとらん、

なっとらんよ〜!あひゃ、しょうがない!おぬしを弟子にしてやろう!!」


と、勝手に盛り上がってます。しかも興奮したのか、、汗ダクダクです。

僕が断る隙も無い感じでぺらぺら喋ります、、


「まぁあれだよね、、今の時代、なにが必要かって、やっぱ日本男児たるもの

侍魂だよね、ぺらぺら、ぺらぺら」


僕は日本男児のくせにぺらぺらと、よく喋るなぁと思いましたが、

なにも言わないでおきました。


喫茶店の店員が来ました。もちろん五座衛門を白い目で見てます。


「あのぉ、、注文はお決まりでしょうか??」


僕は日本茶を頼みました。一応、日本男児っぽくね、、

次に五座衛門が


「ああ、えーと、、拙者はレモンハーブティーと、シナモンパイで!!

ハーブティーは濃いめで!お願いするでござる!」


ええ?侍ですよね、、横文字ばっか頼んじゃったよ、、

なんだよ、、ハーブティー濃いめって、、

この人全然、侍じゃないんだけど、、


そしてシナモンパイをボロッボロと、こぼしながら

侍談義を2時間熱く語られ、、

で、お会計、、五座衛門がサプライズを起こします。

「うむ!お会計は拙者が払おう!!侍、日本男児はワリカンなんて

言葉はないぞ!!」


僕は奢ってくれるならいいか!と、レジで支払う五座衛門を待ってると、、

しばらくして、五座衛門が来ました


「あ、、たけしさん、マジすいません!拙者、今日銀行行くの忘れてて

金が、、ね?あ、、1000円でいいんで、、店出たらすぐ銀行行くんで!」


ははは、、侍、、万歳!!

喫茶店を出ると五座衛門がすかさず

「じゃ!そういう事で!!また逢えたらいいな!!拙者これにて退散するよ!!」

と、銀行に行かず走って帰っちゃいました。


慌てん坊の五座衛門さんは、免許書を落として行きました。

また逢えるね、、ふふふ






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