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ヴァニタスの黒白   作者: 虚白ラート
異世界編〜始〜 冒険者編
2/17

01話 精霊の森

 僕はリークと別れて国を出て行った。

 ちなみにリークが捕まらないように『認識改変』(にんしきかいへん)でリークが貴族にぶつかったのでは無く巨大な鳥がぶつかったという事にしといたのだ。

 自分にも捕まらないように改変しよと思ったがわざとしなかった。

 何というかスリルもいるかなと思って。

 それと、この『認識改変』というのはスキルでは無く超能力によるものだ。僕は色んな技有り余るほどを持っている。だからこうして魔法のあるところでも関係なく色んな技を試してるのだ。

 まっ、スキルとでも思っておけばごっちゃにならんだろう。

 それから僕はリークから聞いた別の国のパラスタという国に向かった。


「思ったよりでかい国だな」


 その国は見たところ大きな壁で囲まれていた。弱肉強食の世界ではこのような事はあっても何の疑問も無い。

 国の出入りする関所は行列ができていた。

 長い時間をかけ門の中に入るのを待つ。

 そして、順番が回ってきたのだ。


「何か身分を証明する物を出せ」


 全身鎧に覆われた兵士がが言う。

 ・・・・完全に忘れてた!!

 余りにも久しぶり過ぎて身分証なんて持って無い。

 しょうがない交渉だ。


「実はここに来る途中で盗賊に持ち物全部持ってかれてしまったんです。その代わり何でもするので通してくれませんか」


「だったらここから離れた所に精霊の森がある。そこに精霊の泉があるその泉の水を持って来たら通してやる。」


「分かりました。それを持ってきら良いんですよね」


「ただし、今日の間に持って来たらの話だけどな」


 兵士は不敵な笑みを浮かべてた。今日で見るのは2回目だ。

 列に並んでる人に聞いた所精霊の森にここから行くのには十日はかかるようだ。

 場所は地図で把握できたのてるので瞬間移動ですぐだろう。

 瞬間移動をして精霊の森の目の前に着いた。


「入るのってどこからでも良いよな」


 森に入りはや十分が経過した。


「精霊の泉ってどこら辺にあるんだっけ、最悪の場合上から探せば良いか」


 すると、少女のような声が聞こえて来たのだ。


「ちょいと待ちなさい、そこの冒険者よ」


 訂正、少女では無い。

たぶん。

 そんな声を無視してヴァニタスは歩く。


「いやいや待ちなさいよ。」


「何だよ今精霊の泉を探してんだよ」


「ならば、この二代目精霊女王にして子の精霊の森の管理者のラミアにお任せあれ」


「というと」


「あっさりと私の二つ名が流された」


「早く教えてよ精霊の森の場所」


「あ、うん。今から三つの試練を乗り越えてもらうわ」


「試練か、なら早くその試練とやらに挑戦させてくれよ」


 この精霊少し心配だな。


「まず第一の試練の内容はあの”境精の来橋”(きょうせいのらいはし)を渡りなさい」


 ラミアの指した橋はごく普通にある木の橋だ。


「この橋はただの橋では無いのよ、精霊樹によって作られた導きの橋なのよ」


「説明ありがとさん、っていう事はここを普通に渡って合格か否かを決めるって事だな」


「そうよ。橋を渡って何かしらの変化が起これば合格、何も起きなければ不合格よ簡単でしょ」


「そうだな」


 ヴァニタスが橋を渡ると異様な事に橋に花が咲き光り輝いたのだ。


「見た事ないわこんな反応」


 通常選ばれし者が橋を渡った時は上位精霊がいくつかやって来るのだ。


「合格か」


「う、うん。面白い奴ね。次の試練はこの花を三十分で見つけなさい」


ラミアが持っていた花はまさに精霊のごとく美しかった。


「ちょっとこれ嗅いでもいいかな」


「いいけど」


「なるほどなるほど、あの木の上だな」


「へぇー、やるじゃん」


「鼻がいいもんでね」


「だけどその花を取るまでが試練よ、もちろんその木は精霊大樹だから登るのはいけないからね」


 精霊大樹とは精霊を生み出すための樹木、つまりは精霊女王につぐ第二の親と言った所だ。

 基本精霊は精神生命体であり自然発生によって生み出される。

 この大樹があるからこそ精霊は生み続けられると言っても良い。

 それ以外の方法で生むならば精霊女王に頼るしか無いだろう。

 また、これは少し話がずれるのだが精霊召喚という高等召喚魔法がある。

 精霊召喚によって呼び出される精霊は自主的に行くものがほとんどだ。

 これは悪魔召喚においても同じである。


 もちろんのこと僕は登ったりなどしない。

 空中を階段を上るように歩く。

 そして花を優しく抜き手に取る。


「これでいいだろ」


「う、うん」


 ここまでは何の問題もなく出来ているな。


「最後の試練はそう簡単じゃないわよ。」


 自信満々な顔だ。


「出てきなさい。水の守護者(ウォーターフラム)


「でっか」


「油断しないほうがいいわよ。このウォーターフラムはなんたって二万年程の樹命を持つ精霊樹のうえ私の魔力を注ぎ込んだのよ」


 腕を組みながらオタクのように早口で説明する。


「了解です」


 ウォーターフラムが大槍で突き刺しに来る。


「殺すつもりじゃん」


「当たり前よ。それぐらいの気持ちでやってくれないとね」


 大槍に水が集まり渦となる。そして、その水は矢のごとく拡乱する。


「魔法まで使えるとは」


「水の上位精霊が宿ってるのだから当たり前よ」


「それじゃあそろそろ終わりにしますか」


 足を構え蹴ろうとするとウォーターフラムは盾を構え水を盾に纏わす。

 銃の弾でも水に放てば受け止める事が出来るほど水は偉大なのだ。

 しかし、ヴァニタスには関係なく盾を壊しついには精霊の核までも壊したのだ。

 ラミアは顎が外れていた。


「うそ、私のウォーターフラムちゃんが」


「さっきまでちゃん付けしてなかっただろう」


 とはいえ核までやってしまったから精霊を殺したのと同じだ。


「しょうがないなぁ」


 指をクルクルすると壊れたウォーターフラムは元通りになり核も元通りになり水の上位精霊が現れたのだ。


「バイバイ」


 水の精霊は見た目通り水のように透き通った美しさを保っていた。

 ラミアよりも美しいだろう。


「ちよっとあんた私に対して嫌な事考えてないでしょうね」


「考えてないよ」


 こういのだけは勘が鋭いな


「ていうかあんたすごいわね」


「まぁな」


「精霊を生み出す事はこの私でも出来るけど治す事は私でも少し難しいかもしれないわ」


「そウカ。ところで全部の試練は合格か」


「合格よ」


 ひとまず安心した。


「こっちへ来なさい精霊の泉に案内させてあげるわ」


「おっ、やっとか」


 精霊の泉は木に囲まれており透き通るほど美しい泉があり太陽によって照らされていた。


「ここが精霊の泉よ」


 ここにいるとなんだか落ち着くな。


「なんとねこの泉は100%傷を治す効果があって例え腕がなくなっても生えてくるのよ。さらに、病気の治癒、身体能力の向上、魔力の安定化、眠気覚まし、心の傷の治癒など様々な効果があるの、まさに万能薬。」


「すごーい、すごーいホントにすごーい」


「めっちゃ棒読みじゃないの」


 けどホントに凄いな。

 眠気覚しなんていう効果があるなんて。


「ねぇ、ちょっとそれ貰ってもいいかな」


「まぁ、私は優しいから少しとは言わず多めに取っても構わない事もないけどね。」


ヴァニタスは瓶を出して泉の水を入れた。


「そんなけだけでいいの」


複製(コピー)すればいいからな」


「凄いことを当たり前のように言うわね」


 コイツ只者じゃないわ。


「ていうかあんた名前聞いてなかったわね」


「そういえばそうだったな、僕はヴァニタスだ」


「改めて自己紹介するわ私は2代目精霊女王にして精霊の森の管理者のラミアよ」


強調して言う。


「さっき聞いたよ。ラミアでしょ覚えた覚えた」


「やっぱり聞き流された」


「って2代目精霊女王なの!」


「今気づいたの」


「うん」


「あっそ」


「ていうか2代目っていうのはどういうことなんだ」


「あぁそれね。実は初代精霊女王がね急に即位したの、理由は分かんないけど。普通精霊女王は即位したりしないのよ死んでも転生し続けるから」


「それは謎だな]


少しラミアは不安そうな顔をしていた初代精霊女王と関係が何かしらあっての事だろう。


「これあげるよ」


 持っていた石は黄金に輝いてた。


「何これ綺麗]


今のは素の口調だな。

綺麗なものが好きなのかな十分綺麗な所に住んでるのにな。


「御守りみたいな物だ」


「ありがとう」


素直が一番だな。


「ヴァニタスが付けてるやつも良いわね」


ヴァニタスが首に付けてる物は炎獄と漆黒が混ざったような色だ。


「これは自分の力を自分の立ち位置としての力に最小限に抑える為の物の一部だ」


「よく分かんないわ」


「分かんなくて良いさ」


「わざと力を制御するなんておかしい奴、さっき戦ってる時も魔力を感じなかったし」


ラミアにも一つの謎が生まれたのだ。


「それじゃあそろそろ帰るね。また来るかも」


「うん、いつでも来なさいよ」


 僕はうなずき瞬間移動で国の関所のへと行った。


「また来たのか兄ちゃん、泉の水は取れたか」


 馬鹿にする声で言う。


「この通りだ」


 兵士は驚愕していた。


「ど、どうやら本物の様だな、、、」


 兵士は偽物だとは疑わなかった。

 精霊に宿る感覚みたいなものだろう。


「入って良いよな、約束だから」


「あぁ」


 門を潜り少し歩く。


「やっぱそんな文明は進んで無いけど少し居る分には良いか」


 歩いてた老人にギルドはどこで申し込めるか聞いた。


 ギルドとは依頼を受け報酬をもらう組合だ。

 組織では無いため個人であるため死んでも保証はされない。

 しかし、派遣型ギルドともいう一人の者によって結成された組織がある。

 依頼型ギルドは登録を済まし掲示板に貼ってるものをすれば良いのだ。

 また、そのような掲示板に依頼を貼ったり登録の手続きをするのは酒場の店主などが多くおり組織からそこまで多くはないがお金をもらえるためやっているものが国に一人いる。

 派遣型ギルドになるためにはまた別の場所にある組織の本部に行かなければならない。

 しかし、その分報酬の金額も多い、とリークから聞いたのだ。


「ここを先に進んだ酒場にありますぞ」


「助かったよ、ありがとう」


 やっぱこの世界に来たらギルドに登録するのが定番だよな。

 酒場の中に入ると怖面の大男がいた。


「ギルドに登録したいんだけど」


「依頼型の方でよろしいですか」


 男の髭をはやし眼鏡をかけた店長が言う。


「うん」


「少々お待ちください」


「はい」


 後でご飯にしよう、この世界の食べ物の味が興味あるからな。


「おいおい兄ちゃん」


 お決まりのパターンが始まりました。


「兄ちゃんみたいな弱い奴が来る場所じゃねぇんだぞ」


「気遣いありがとう」


「随分生粋な様だな」


 本当にめんどくさい輩だ。


「お前みたいなやつはせいぜい花積みでも敷けば良いんだよ」


 他の酒を飲んだ男が言う。


「そりゃあ名案だ」


 何でこういう所は野蛮な奴しかいないんだろうな。怖い、怖い。


「大変お待たせいたしました」


 店長は証明書のようなものを持っていた。


「それではギルドの仕組みについてご説明させていただきます。ギルドは派遣型と依頼型とありますがどうやらご存知のようなので省かさせていただきますので今から言うギルドは依頼型の方だと承知してお聞きください。まずギルドにはE〜Sランクまであるのですがその中でもまたランク分けされるのです。E,D,Cはブロンズ、Bはシルバー、Aはゴールド、そしてSランクはプラチナというふうに分けられます。このブロンズなどという呼び方は主に今私が持っております首輪などでよく使われます。そしてアルファベットなどで呼ぶランクはあちらに掲示している依頼などで使われます」


 確かにEと文字が書かれてるな。


「本来ならば試験を受ける事ができるのですがここはあくまでも受付のみとなっておりすいません」


「全然大丈夫ですよ」


「すいません、話がそれました。という訳なのでまずはEランクからとなりますのであちらにある掲示板にEランクと書かれている物を選びこちらへ持って来てください。いっても薬草取りや手伝い、あって護衛くらいなのですが5つほどすればDランクなので気を慌てずにしてください」


「意外にすんなりいけるもんなんだな」


「ですがランクが上がるごとに数だけでなく自身の強さや実績などが求められついには生き残れるかどうかなのかなのできちんと見極めてお選びください」


「わかりました」


「ご説明は以上です、何か質問などはありませんか」


「Sランクは何人ぐらい居るんですか」


「そうですね、Sランクともなると人数も少なくなりこの世界にはたった5人しか存在しません」


 だいたいそんなものか。


「Sランクの方々はこう呼ばれています。”五海の戦士”と」


「へぇ〜なんかかっこいいね」


「そうですねこの名前は未だ数十年変わっておりません。増えず、減らず」


「そうなんだ。色々教えてくれてありがとう」


「とんでもございませせん」


 僕は早速掲示板に行き依頼を探した。


「これにしよう」


 選んだのは薬草の採取の護衛だ。


「店長これでお願いする」


 店長は受け取った紙に印を記した。


「報酬は依頼人から貰う形になります」

 

 そして僕はいわゆる領収書のような物を貰い店を出て行こうとすると。


「兄ちゃんこのまま返さすとでも思ってるのか」


「と言いますと」


「こうすんだよ」

 

 男は酒の入った大瓶を持ち僕の頭に向かって投げた。


「お、お客様大丈夫ですか」


 心配そうな声で言う。


「大丈夫だよ濡れただけだから。それじゃあ」


 店を出ると僕はため息を吐いた。

 

 瓶投げつけるとか普通にあぶねぇだろ!!それに服も濡れてしまったし。この服一度兵士に取られれてただでさえしわくちゃなのにビールなんて投げられたら変な匂いになるじゃん!


 森の方に行き焚き火をして服を干した。


「せっかく今日は良い宿に泊まって良い料理を食べよと思ってたに服が寝れてたら意味ないじゃ無いか」


 すると凄い大きな足音と女の叫び声が聞こえた。


「何だ?」


「助けてー!!!」


 一人の女が魔獣に追いかけ回されてたのだ。


「今日の夕飯見っけ!」


 二つの指を構え右に”シュ”と切るようにすると魔獣は一刀両断された。


「えっ、まじかよ!!お前スッゲーな」


 少し肌が黒くツインテールの女だった。

 その女は剣をこし付けていた。


「もしかして君もギルドなのか」


「そうだけど、君もって言うことは」


 女が僕の首元を見る。


「一つ聞いて良いてもいい?」


「何だ」


「バットホークでは無いよな」


「バットホーク?」


「強さをわざと隠してパーティーなどに入って殺すいわゆる初心者殺しのことさ」


「全然違うよ」


「じゃあ何であんなに強いのにEランクなんだよ」


「今日ギルドになったからだよ」


「そ雨なのね。疑って悪かったわ。私はルーシュ」


「僕はヴァニタスだ」


 握手を交わす。


「ていうか凄いねあんたの腹筋」


「まぁ、毎日筋トレしてるからな」


 筋トレする時は通常化コースもしてるからな。

 通常かとは物理攻撃無効や身体能力向上や精神耐性などといったいわゆる能力を一切遮断して己の力で得た筋力や修行によって得た超能力や魔法しか発揮できない制限だ。

 仮に超能力などを使用するといっても何かある訳では無いがそういったトレーニングや何かに専念したい時によく使う。

 基本そういうのは考えずに適当にしてるが万が一の時のために発動はできるようにはなっている。

 常時発動してるつもあればしてないやつもあるので適当だ。

 ただしひとつ確実なことがいえるとするならば酒を飲むときは必ず毒無効を解除している。

 じゃないと酔おうにも酔えんだろ。

 まっ、もともと酒が強いがな。

 だってよくいるだろ酒を飲んだら

 《毒耐性を獲得しました。毒の分解を行います。》

 そして”酒が”って顔をする奴いるだろ。

 制御も大事ってことだ。


「ねぇ」


「何だ」


「触らしてよ」


 ハイッ、アウト〜。

 イエローカード!!

 何で異世界系、特に魔法系はこうしたちょいエチがあるんだよ。

 

「そういのは他を渡ってください」


「いいじゃん、それくらい」


 ルーシュは口をタツノオトシゴみたいにして言った。


「ダメなことはダメだ」


 僕は干していた服を着た。


「お腹空いたか」


 話を逸らすように僕は言った。


「まぁ、空いたけど」


「じゃあさっきの魔獣でも焼くか」


「なら私に任せなさい。こう見えても料理得意なのよ」


「でも、焼くだけだぞ」


「これだから素人は、私がやるから座って待ってなさい」


「じゃぁ、任瀬まーす」


 ルーシュは腰に掛けた長剣と短剣を使い分けて獣を捌き焼いた。


「はいっ、完成よ」


 串に刺した肉を喰らう。


「あっ、美味しい」


「でしょ、料理の腕前は一流だからね」


 確かに味は美味しいし腕も一流だ。

 普通にギルドなんかよりコックでやっていけそうだ。


「この魔獣に追いかけられてたけど何で倒さなかったんだ」


「倒せてたらとっくに倒してるわよ。それにCランクでもかなり上位の魔獣よ」


「といってもお前もCランクだろ。同じランクのやつぐらい倒せないとダメだろ」


「しょうがないのよ。三匹なんて私じゃ手に負えないから」


 どうやらこの森は魔力の濃度が高く低レベルの魔物でも強化されるらしい。


「ところであんたは依頼の内容なんなのよ」


 そういえばまだ依頼を達成してなかったな。


「確かソリア村の人の薬草の護衛だったと思う」


「まって!それ私の故郷よ」


 ルーシュが驚きの声で言う。


「まじか」


「マジの(マンジ)よ」


 ひっさしぶりに聞いたわ。

 

「じゃあさ私もついて行っていい!?」


「いいけど、お前の依頼は大丈夫なのか?」


「大丈夫よ、そんなの気にしなくて」


「君が良いならいいけど」


 僕はその日寝れなかった。

 というより寝なかった。

 二つの意味で襲われないために。







    《能力の説明》


 『認識改変』・・・相手の認識を変えるいわば幻覚のような能力


 <例>

  事実…友達にフライパンで叩かれた。

  改変後…空から樽が降って来た。





誤字脱字などがあると思いますがその場合はコメントしてくれると嬉しいです。

あとメタ発言が多い時があると思いますがそれもヴァニタスの力なんで暖かい目で見てください。


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