第3章登場人物一覧 【ネタバレあり】
本編から新しく出てきた主要人物の一覧です。
ネタバレが含まれておりますので、本編を読んだ後に閲覧お願い致します。
ネージュ・リデル(27)
ストレートの金髪に茶色の瞳。
リアムの幼なじみで元恋人。
妖艶な出で立ちをしているが、仕事は完璧なキャリアウーマン。
不器用で人に頼ることが苦手。自分や相手の気持ちに鈍感だったが、この一件で素直に自分の感情と向き合い、前進する決意をした。
シャルロ・リデル(29)
黒髪に黒い瞳。
ネージュとシリルとは血の繋がらない兄妹。
リデル社の後継者。
朴念仁で人と打ち解けることが苦手。
誰よりも家族と会社を想い、守ろうとしていたが、不器用で伝わらなかった。
会社が大きくなればなるほど、社内の風通しが悪くなるのを自覚し、何とか改善しようとしていた。ネージュとシリルにはリデル・コーポレーションとは関係なく、自由に生きて欲しいと願っていた。脅迫状を送ったのがシリルだと薄々気づいており、ネージュが探偵事務所に依頼しようとしていたのを最後まで反対していた。別れた父親から暴力を振るわれていたせいで嗅覚が悪い。青酸カリで毒殺された。
シリル・リデル(20)
癖っ毛の金髪。茶色の瞳。
ハニーフェイスで、末っ子のような弟気質。
昔の家庭に帰りたいと願っている。過去を空想化している。義母と兄を嫌っていたが、父や姉の手前、表に出さなかった。
家庭を壊し、後継者の座も奪われ、会社でも社風や制度を大きく変え、手伝うことすらさせてくれないシャルロに怒りを覚える。
いつしかその怒りは家族と会社全てを憎むようになっていった。
脅迫状の犯人でもある。アルノー、エミリア、そしてネージュも惨殺する予定だった。
アルノー・リデル(56)
金髪、茶色の瞳。
優しい家庭を大切にする父親だが、仕事に対しては厳格で冷酷な男。ただ、それでも子供たちのことは大切にしており、シャルロも実の息子のように思っている。だからこそ、適性がよりあるシャルロに後継者の座を渡した。この事件後、自責の念に駆られる。
エミリア・リデル(52)
黒髪の黒目。きつい印象の女性。
無口で控えめ。精神が不安定。専業主婦。性格と普段から表に出ないせいか、悪い噂が絶えない。以前の夫から家庭内暴力をふるわれ、息子以外誰も味方がいなかった為、社会に出ることに臆病になっている。




