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不幸な脳

作者: こぶた




「あなたはうつ病です。」


僕はどうやら病気だったみたいだ。


よかった、と思った。



僕の手首の傷を見て母は泣いた。父は怒った。


僕は両親がそんな反応をすると思っていなかった。

僕がクズであることを許してもらえると思っていたから。


僕は精神科に連れていかれた。


そして病気だと診断された。


うつ病だと診断されれば僕はクズが治ると思ったんだ。


決してそんなことはなかった。


僕は変わらずクズのまま、薬を飲んでぱっぱらぱー。


睡眠薬で半日以上寝続け腐っていく。


それなのにどこに行っても付いている精神病患者という称号。人間失格の烙印。


結局僕はクズのまま。僕は僕の人生の主役になれないままで誰の人生を生きているんだろう。


精神病になりたい、という人


どうか病気になる前に救われてください。自分を許してください。逃げてください。

生きろとか生きてればいいことがあるとか僕は言えません。


だからどうか、僕のようにならないでください。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 論理の破綻ぷり、話の跳躍振りが、らしい感じでした。 [気になる点] え、なんでそうなるのという展開のされ方が続く。 [一言] 精神病になる前の描写もあったら、より説得力があるものになったの…
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