表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/30

0話 これは俺の夢なのか?

今日から投稿させていただきます!

読んでいただけると嬉しいです。

また感想なので改善点など教えていただけるとなおうれしいです。

俺は岸田啓太、俺は面と向かって人と話すのが苦手なせいで、ある程度偏差値の高い高校に受かったのにも関わらず俺は不登校でゲームばかりする廃人とかしていた。


もちろん今日も一日ゲームばかりしている。

最近ハマっているゲームはカラミティオンラインだ。


カラミティオンラインは、オンラインRPGの中でもなかなか難しいゲームのうちに入る。

しかし、背景や自然、そしてNPCまでもがリアルに作りこまれていて評判が高い。

俺も数か月前からやりこんでんいた。


今俺はストーリー上のラスボスである、魔王がいる部屋の扉の前にいる。

高揚感からくる手汗とポテトチップスの油分で滑るコントローラーを操作し俺のゲーム内のキャラクターは

扉を開けた。


ーーゴロゴロゴロ……ドカーーーーーーーンッ!!!


轟音とともに、俺の目の前は真っ暗になった。

「な、なんだ!停電かよ!こんな時に!」

周りは突如真っ暗になり全く何も見えなかった。

せっかくのボス戦に水を、差された俺は舌打ちしていた。


俺は徐々に目が暗闇になれてきたため、テレビの横にある置き時計をみた。

俺の部屋で唯一の光を放っているのは、置時計だけだっため一番目立つ。


この時計は中学生の頃から使用していて電池式で動くものだった。本当はデジアナ(デジタルとアナログの二つが搭載された時計)の置時計だったのだが何度か落としたせいで今はアナログ時計になっていた。

腕時計でもないのに蛍光塗料が針の先端に塗られていたのが幸いだった。


こんな時に過去を振り返るなんてことは意外だった。

そして、時計に映る光はひとつだけ。

時計の針は長針、短針ともに真上をさしていた。

「寝るか……」



俺は突如喧騒の中で目が覚めた。辺りには見覚えがある風景が広がっていた。

それは青い空に白い雲、若草色の広い草原。


そして、奥にある青く円形の湖で水を飲む羊とヤギの二つの顔をもつ生き物。

「あれ、もしかしてここは、カラミティオンラインの中!?」


目の前に広がる大草原は紛れもなくカラミティオンラインのラピュセリア大草原だ。

いつもは平面で見ているが今見ているのは間違いなくリアルそのものだった。

「これは夢のなのか?昨晩魔王との闘いできなかったからな……」

俺はもう一度当たりを見わたした。


「いいや、これはどう見ても現実リアルだ!」

俺はこの心地よい自然と景色を五感を通して感じ、リアルだと確信した。


  戸惑う俺に4人の男女が話しかけてきた。その服装は、ゲームの装備そのものだった。

「門番さん、早く街に入れてよ」


急に男が金を渡してそうせがんできた。

俺は金を受け取りつつも、自分の服装に目をやった。

「これは……」

俺の身に着けているのは、銀色の光沢をもち、胸元に王国の紋章が入っている鎧であった。この姿はNPCの門番にそっくりだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ