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愛情とは別次元のはなし
今の世界の流れは凄い。
女は上手く新しい種を見つけ、畑を耕しにいく。
古い種に退屈するのだ、10年経てば先に飽きるのは女だ。
これは1000年前から決まっている。
聖母マリアは男とヤっておいて、ヤってないふりをして見せた。
凄いことだ。結婚という制度に、退屈を覚える未来像が見えていたのだ。
女は全て飽き性だ、結婚30年の夫婦を知っている、まだ愛していると言う主婦のBさんの顔は、建前の笑顔に歪んでいた。
確かに浮気もしないし外目には良い夫婦だった。
建前で愛情を示し、将来の保障を楽しみに我慢する、それが女だ。
それと同時に女には乗り換える権利があるが、男にはそれがない。
男が結婚すると言うのは死ぬことと同じだろう。終身刑だ。