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徒然枕物語 弐  作者: 緋和皐月
2/15

御寝

 ふわふわの布団の上に


 怠い身体を沈めていたら


 そのまま 深く眠ってしまう



 まるで 不思議な妖精が


 夢の世界へと導く様に


 深く 深く



 そんな風に ぐっすり眠れる日もあれば


 全く 眠れない日もある



 どれだけ目を瞑ろうと


 どれだけ身体が疲れていようと


 どれだけ脳の動きが鈍ってようと


 目が冴えて 仕方ない時がある



 そんな時は仕方なく


 重い重い身体を起こして


 白湯でも熱い湯でも 牛乳でも良い


 兎に角 温かい飲み物を飲んで


 また布団に戻ると 意外とすぐに眠れたりする



 そっと 柔い布団を掛けて


 微かに灯る光を消せば


 静寂を保った闇の時間が訪れる



 疲れた身体を少し動かして


 瞼を閉じたら



 よくおやすみ 私のお前


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