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200文字

公衆電話(200文字)

作者: ぼっち球

 夜の公衆電話が苦手だ。


 静かに浮かぶ冷たい光。

 ガラスに囲まれた空間。

 今どき誰も使わないのに、佇んでいる姿。


 そのどれもが薄気味悪い。



 丁度一年くらい前の話だ。

 時期も時間帯も丁度今くらい。


 気味の悪い光景を見たんだ。


 誰もいないのに受話器が外れていたってだけなんだけどな。

 その受話器にまるで血濡れた手で触った様な跡があったんだよ。

 しかも振り子みたいに揺れてたんだ。


 ま、それだけの理由なんだけどさ。

 でも俺は苦手だ。

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