少女報告 下
「寮長さんは可愛いのですからそんなお顔」
「えーーっとありがとうございます」
応接室に通される
シンプルだが高級調度品も偉いさんやなどを迎える想定されるため。
防音管理もされており誰かに話を聞かれることもない
茶菓子とお茶をだされ
菓子は見た目も美しく、今回は皿に三色で鮮やかな紫陽花を模した菓子が数個
置かれており、一口食べた。
美味しい。
ピンクはこし餡、青はしろあん、白はずんだと中々こっている
一緒に出された茶も少しぬるめの温度でいただきやすい。
ところで話が切り出される。
「お願いしたいのは3~4日、最長1週間ほど初等部先生に変わって授業をしてもらいたいの」
予想外な言葉にあっけにとられる
「他の、たとえば中学の先生に頼んだ方が確実じゃないですか?」
「教えてほしいのは赤魔の所だからハルアキさんが一番確実に教えられるわね」
うぐっと喉に餡子がつっかかる。
「大丈夫ですよ簡単なくらいでよろしいですし
それにお茶菓子を口にした以上、拒否権はありませんよ」
にこりと首をかしげ微笑む。
こちらは幼いころからこの人に勝てたためしはない
「わかりました。この依頼第八寮長ハルアキがお請けいたします」




