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ノリと勢いで異世界転生しちまった  作者: ぷるんプリン
異世界転生編!
5/24

喧嘩

「真空魔法。」

裕太の杖から、黒い靄のようなものが立ち込める。そして、その靄で、悠火を攻撃する。

「んなもん聞いたことねえよ!爆発魔法!」

「いや、ちょっともうストップかけていい?氷魔法!」

何者かによってここら辺一帯が凍る。視界が開けるとそこに立っていたのは、

「優花!」

「さっきの感じ悪い奴!」

「えーと……俺、やっぱ首ツッコんじゃダメな感じ?」

「あったりまえだろコラァ!俺らは真正面からぶつかって……」

「あそこに、偉い?そうな人がいるんだけど……」

「日本語大丈夫そう?優花さん。って、そういうことは早く言ってもらわないと困るんだけど!いつからいたの?」

「俺が来た時にいはもういたから、お前らが喧嘩する前なんじゃない?」

「会おう言うことは早く言えや!あの人は夢魔法の団長。本名不明だ。」

「めちゃくちゃ偉い人なのに、本名不明なの⁈」

「別にちょっと変わってるくらいじゃないか?何言ってるんだお前は。」

「しずまれぃ。わしの名は本名 不明。夢魔法の団長だ。」

名前が本名不明だったんですね!だからさっきまで話がかみ合わなかったのか。ややこしいわ。

「君たちの魔法を今ここで見させてもらったよ。そして、君たちに渡すものがある。」

そう言い、団長は懐からどら焼きを出した。

「そうそう。コレコレ。知ってるか?どら焼きってめちゃうまでばえばえなんじゃよ。」

見た目と言ってることが合わなさ過ぎてる!おじいちゃんがめちゃうまでばえばえっていってる!しかも普通のどら焼きの事を!

「違う違う。これじゃよこれ。魔法石じゃ。」

そう言って取り出したものは、正八面体を少し縦に伸ばしたような形の宝石がついたネックレス3つだった。

「そなたたちは、魔法石に選ばれた。入団おめでとう。ようこそ、魔法界最高護衛団体夢魔法団へ。」

3人の手元にそれぞれ、裕太は黒、悠火はオレンジ、優花は赤の魔法石が飛んでくる。

なんか、成り行きで入団してしまった……これからどうなるのかが不安でしかないんだが……

「そういうこと言うとフラグ立つんじゃないのか?」

「優花のせいで立ちそうだわ!」

「明日の朝5時にここに集合じゃ。入団歓迎パーティーをはじめる。」

「はい!」

いや、普通に返事したのはいいけど、早すぎないか?さすがに。ここから宿まで直線道だけど、意外に遠いんだよ?明日何時起きになるんだろう……

「とりあえず解散!わしはこの後、超映え映えの和風カフェに行って特性どら焼きを買うんじゃ。」

やっぱ、見た目とのギャップがすごすぎるぅぅぅぅぅぅぅぅ!



「悠火さんと優花さん。まさかのどっちも最年少で推薦合格していたとは。」

「キイロぉ。俺たちが推薦合格できた理由が、ほぼほぼ喧嘩のおかげなんだぜ!」

「うわさには聞いていましたが、本当だとは。いろんな意味ですごいですね。あと、私の名前はキララです。漢字で書いたら雲母ですよ。私から、いくつか連絡しないといけないことがあるのでいいますね。あなたたち、前世の記憶はどれくらい覚えていますか。」

前世の記憶……待って。何も覚えてない……

「これってもしかして、やばいのでは?」


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