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ノリと勢いで異世界転生しちまった  作者: ぷるんプリン
異世界転生編!
4/24

覚醒??

その後もお化けを沢山見た。でも、どれも倒せなかった。他の人が倒すか、僕が逃げるかだ。

「テストどうだった?」

「不安しかないです。」

同じく……僕何も出来なかった……

「オレ忘れ物した!わりぃ!先戻っててくれ!」

「何してるんですか?方向音痴を1人にする訳には行かないので、ついて行きます。裕太さん。先に戻っておいてください。」

あっ。はい。来るまでの道はほぼ一本道で分かりやすかったし、帰れるか!

「おい!お前!」

僕ですか?あっ。テストの前に絡んできた、絡んじゃダメなタイプな人。

「お前さ。超弱いじゃん!魔法使えないんだろ。属性は無い。魔力もない。そんなお前が夢魔法だなんて、笑えるよな!」

ごもっとも。

「夢魔法ってなんだと思ってんの?」

哲学。

「お前の友達も雑魚なんじゃない?」

オレの友達が雑魚?




俺は神楽優花。裕太の幼なじみ。なんかいきなり転生させられた。今めちゃくちゃワクワクが止まらねぇ!入団テストは俺めちゃくちゃ活躍して、カッコよかったし!今は忘れ物を取りに行っている。

「まったく。なにを忘れたんですか?」

何を忘れたのかを忘れた。

「なんですかそれは!ここまで来た意味ってあるんですか!?」

今考えるから待って。

「ホントになんなんですか。馬鹿なんですか!?」

俺は天才だぜ?

「何を根拠に。さすが馬鹿ですね。」

なんで俺ばっかりバカバカディスられないといけないんだろ。

「もう。あなた、方向音痴で他人を巻き込んでいることを自覚してください。」

俺方向音痴じゃない。

「どっちから来ましたか?」

こっち。舐めてんのか。

「真反対です。よく今まで生きて来れましたね。」

道が分かんなくても生きていける。

「なら、私先に帰りますよ?いつ帰れるか分かりませんし、案内人でもないですし。」

OK!キララ行っちゃったし、俺は何を忘れたか思い出すか!なんだっけ?覚えてないわ〜。


「お前さ。超弱いじゃん!魔法使えないんだろ。属性は無い。魔力もない。そんなお前が夢魔法だなんて、笑えるよな!」

「ごもっとも。」

「夢魔法ってなんだと思ってんの?」

「哲学。」

うわっ。裕太と誰だっけ?絡んじゃダメなタイプの人だっけ?

「お前の友達も雑魚なんじゃない?」

俺のことかな?さっきからディスられてばっかりだ。

「オレの友達が雑魚?」

あっ。裕太のこと怒らせてる。

「何を根拠に物言ってんだクソが。」

怒らせちゃダメなタイプなのに。

「ハァァァ?お前の方が身の程知らずなんだよ!俺は魔法界指折りの上級魔法使い、日坂悠火なんだよ!普通はお前らなんて話すことなんて出来ないんだよ!下級民雑魚め!」

「お前がどんな奴だとしても、俺の友達、優花をバカにしたやつは許さねぇ。」

俺の為に…いつもバカにされてる気がするのは俺だけ!?

「爆発魔法!」

ヤバいー!俺今ここにいない方が絶対いいじゃん!

「ウグッ……ハァハァ……魔法が使えなくても、どんなに雑魚だろうでも、俺には俺の戦い方をしてやる!他人がどうだとか、関係ねぇ!」

うわっ。マジで俺どうすればいいのぉぉぉ?

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