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ノリと勢いで異世界転生しちまった  作者: ぷるんプリン
異世界転生編!
2/24

魔法が使えない!?

目を開けるとそこには……箒で空を飛ぶ人、ドラゴン、割と魔法界を連想されるものがいっぱい。

「うぉー!カッケェ!ゆうたろう!凄くないか!?」

だから、俺は裕太だ!んでカッケェ以外に何が感想あるだろ!もう、目の前で起きてることが現実離れしすぎてて、よくわかんなくなってきた!

「どうも。夢魔法に入団するまでの案内人を努めさせて頂きます。キララです。」

「ショートカットにした可愛い女子が話しかけたことによって、裕太が失神しそうだ……」

優花うるさい。俺は非モテだからって、女子に慣れてない訳じゃない!

「入団テストは、13歳から受験可能で、今のところ最小記録は18歳という、なんかめっちゃ凄く難しいんです。」

なんかめっちゃ凄く難しい!?詳しく説明してもらわないと、困る!

「なるほど。魔法の杖が与えられるのは、13歳からで、それを使って受験可能だが、難しすぎて、今のところ最小記録が18歳なのだな!」

だから、なにか同じようなもので繋がってんの?優花は!

「まあ、まずは転生先の魔力量確認ですね。コチラへどうぞ。」

普通に異世界転生ばっか言ってるけど、まだ俺ら死んでなくない!?

「あなた方は電車が爆発して、乗客52名死亡事件の被害者の1人ですよ。優花さんの唱えた呪文により異世界転生したんですよ。」

優花まじでありがとう!「何言ってんだこのバカは」って言ってゴメン!全然馬鹿じゃなかった!

「ということで、この石に手を置いてください。」

気づいたら目の前にはとても大きな水晶があった。

「うえーい!俺いっちばん乗りー!」

優花が走って水晶に右手を置く。

「1421だよ!1421だよ!」

水晶に口出てきて、喋ったー!

「これってどうなんだ?」

「上級魔法使いと同レベルですね。」

めちゃくちゃ凄いじゃん!次は僕の番だ!

「うーん……0.01?0.009?四捨五入で0だよ!」

俺超雑魚じゃん!優花1421だよ?

「雑魚過ぎて珍しいタイプですね。」

ディスられた!

「ちなみに3ヶ月後にある入団テストに合格しないと借金生活ですから。」

地獄じゃん!俺合格する気がしないんだけど!超雑魚で15歳!

「よっしゃ!裕太!2人で合格しような!」

いや、だから僕超雑魚で、多分合格出来ないんだって!

「んなもん、頑張ったらどうにかなるだろ!俺はお前と一緒じゃないと絶対合格しない!」

優花……

「お前の名前なんだっけ?」

さっきの俺の感動かえせ!裕太だよ!ゆうた!

「次に魔法属性を調べるんで、目を閉じてください。」

もう、なんかツッコミ入れる気力も無くなったわ。

「優花さんは、炎氷属性ですね。裕太さんは……何も無いですね。」

うん。やっぱ雑魚じゃん。敵だったら、レベル上げるためにいるクソ雑魚のスライムじゃん。ゴブリンの方が強いわ。

「やっぱ一緒に合格するの無料だな。」

優花さん!?さっきの「んなもん、頑張ったらどうにかなるだろ!俺はお前と一緒じゃないと絶対合格しない!」っていう俺を感動させたセリフ忘れたんか!お前定期的に記憶喪失なんの?

「もしかしたらそうかもしれない……」

んなわけあるか!

結局、宿まで案内されて、1日が終わった。色々ありすぎてもう、頭パンクしそう。

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