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ノリと勢いで異世界転生しちまった  作者: ぷるんプリン
異世界転生編!
1/24

冒険の始まり??

僕は長沢裕太!東京に住んでいる、都会民だ!逆に言えば、田舎に全然行かない。コレは両親のせいでもあって……観光は全部、大阪、名古屋、関東圏。両親は田舎の中の田舎であるド田舎出身らしい。ん?待て?僕さっき田舎って何回言った?でまあ、そんな感じで、中学3年生にして初めて、今日!田舎に行くのだ!友達と!バリッバリの受験生だけど!

「早く来いよ!置いてくぞ?」

呼んできたのは今日、一緒に田舎へレッツゴーする親友というか、幼なじみというか、なんかめちゃくちゃ仲のいいやつだ!俺と同い年の、神楽優花(しからぎゆうか)。勘違いするなよ。コイツは髪の毛めちゃくちゃ長くて、ポニーテールにしてて、この名前だけど、生粋の男だ。コイツは顔は良い。逆に言えば顔以外最悪。一言で表せば、馬鹿だ。

「ゆうこおっそいから置いてくなぁ。」

いや、ちょっとは待てよ!んで、ゆうこって誰だよ!

「お前ゆうこじゃなくて、ゆうなだったか?」

幼なじみの名前くらい覚えろ!鳥でも覚えてられるわ!

「で、どの電車乗るんだっけ?」

そこは覚えとけ!

「コレ?」

それは思いっきり逆方向!

「じゃあ、早く連れてけノロマ!」

なんで俺が命令されてんの?悪いのお前じゃん!

「んなの知らねぇよ」

知っててくれ!で、乗る電車はこれだよ。

「ねぇ!お前見ろよ!向こうの電車発車してんだけど、全員後ろ向きに座ってる!馬鹿じゃないのwww」

バカのお前にバカって言われるの可哀想。

「いや、逆向きに進んでるとこにツッコミ入れろよ!」

まぁ、電車で遠くまで行くってことに今更疑問を持ち始めたかも。なんで新幹線じゃないんだろ……

「見ろよ!山の中に鳥居めちゃくちゃ並んでるぞ!」

怖ぇな。呪われてんのかよ。

「666本あった!」

不吉だな!

「乗ってる人全員ジジババで、同じ服きてるの面白くない?」

なにそれ?もう、どこから突っ込めばいいの?

「俺らとかが着るとさ?

「きゃわよ〜」

になるけど、ジジババがオソロ服着てるとさ?

「みんな同じ思考なん?」

ってなる事ない?」

いや別に俺らがオソロでも、きゃわよ〜とはならないよ?

「年取ると趣味が同じになる説」

今回のは偶然なのでは?

「マジ草だわwww」

まだ俺らの電車発車してないけどな?

「草超えて、森超えて、ジャングル超えて、地球超えて、宇宙超えて、異世界」

???????何言ってんだこのバカは。

「この電車はノリと勢い号 異世界行きです。

途中の停車駅は草、森、ジャングル、地球、宇宙、異世界です。」

何コレドッキリ?さっきの優花の意味わからんセリフがそっくりそのままセリフになってるし。うん。理解が追いつかん。

「あっ。ジジババ消えた!サーカス?マジック?」

落ち着け俺。これは全部ドッキリ。そうだドッキリ。いや、無理無理無理!理解出来ないけど、まじで異世界行きそうなんだが!?えっ?嘘嘘嘘嘘!まじで?え?

「ゆうまうるさい。」

なんでお前はそんな冷静なんだよ!んで、俺はゆうまじゃねぇ!異世界行くかもしれんのに、めちゃくちゃ冷静でいられんの?

「大丈夫。異世界に行くだけ。ノープロブレム。」

いや、異世界行くことに焦ってるんだよ?!

「まもなく、異世界。異世界。終点です。」

途中停車駅どこも止まらずに、終点ついたなぁ!?草、森、ジャングル、地球、宇宙どこ行った!?

「行くのがめんどくさかった!テヘペロ!」

なんで会話出来てんだよ!で、テヘペロじゃない!

「異世界転生ってワクワクするよな!」

多分ワクワクすんのお前だけだわ!

「小学生はみんな憧れるだろ。」

じゃあ、お前の精神年齢小学生だわ!

「異世界の説明です。

異世界では、魔法が使えます。凄くないですか?魔法ですよ?イッツァファンタジー!」

最後テンションどした?

「まあ、説明これくらいです。まぁ、ガンバ!」

何も説明されてないんだが!?

「なるほど。よく分かった。」

今ので?

「魔法を使ってモンスターを倒す魔法勇者チーム夢魔法に入団して、お金貯めないと、生活出来ないんだな!」

そんなこと一言も言ってなかったよね!?

「正解〜!まぁ、そういうことだから!」

なんで分かったん!?で、RPGかよ!リアルRPGやんの!?

「では、目を開ければそこは異世界という名の、魔法界が広がっています。」

待て待て!理解追いついてない!

「フゥゥゥゥ!」

なんで優花コイツはこんなにテンション高いの?

目を開けるとそこには……

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