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23話 水遊び

アンディとデイヴは庭園で移動魔法の練習をしていた


東屋ではヴィッキーとフレッドが飲み物を飲みながら、2人の練習を見ている


「魔力をあそこの噴水まで飛ばしてみろ」


デイヴに言われて、やってみる

差し出した手から魔力が出て、噴水の側に飛ばす事が出来た


「そんな感じで、自分も噴水まで飛ぶんだ」


自分が飛ぶ?

イマイチわからない


アンディが色々試してみるが、上手く出来ない


フレッドは立ち上がり、アンディの側へ行くと、アンディの背中に手を当てた


「僕の魔力で噴水まで移動させるから、君は魔力の流れを感じて」

「はい」


すると次の瞬間、アンディはそこから消えて、噴水まで移動していた


魔力が似ていると、こうやって実際に体験させる事が出来る


頭で考えるより、体験した方がわかりやすい


アンディは突然、自分が噴水まで移動したので驚いたが、魔力の流れはわかった


「じゃあ、今の魔力の使い方でヴィッキーのいる東屋まで移動してみて」


フレッドに言われて、自分が移動する東屋を見る


東屋ではヴィッキーが椅子に座りこちらを見て手を振っていた


今日も涼し気な服だ

スカートにスリットが入っているので、美しい足が露わになっている


移動…


と考えて魔法を使うと、東屋の側ではなく、ヴィッキーのすぐに側に現れてしまった


「きゃっ」

「あっ、ごめん!」


突然、ヴィッキーの側に現れて、よろけてヴィッキーの足に触れてしまった


東屋って考えたのに、ヴィッキーの足に見とれたせいで、足の側に移動してしまった


情けない…

頭での考えより本能が勝ってしまった


「少し調整して、次は噴水まで戻ってみて」


フレッドに言われて、再び移動魔法を使ってみる


突然、冷水を頭から浴びた

「わっ」

アンディは驚いて転んでしまった


少しズレて噴水の中に現れてしまった


デイヴは噴水の中に現れたアンディを見て、笑いながら近づくと

「暑いからって、水に入るなよ」

そう言いながら、アンディに手を差し出した


アンディはデイヴの腕を取ると、ぐいっと噴水へ引き込んだ


「わっ!」

デイヴは頭から噴水に倒れ込むと、アンディはその勢いでおきた飛沫(しぶき)を浴びてしまった


デイヴがザバッと水から顔を出す


アンディは笑いながら

「デイヴも暑かったの?」

と聞いた


「こいつ〜」

デイヴはそう言うと、アンディに水を掛けた

「わっ」

アンディも対抗して水を掛ける


2人で水の掛け合いになってしまった


フレッドはやれやれ、と思い東屋へ戻る

ヴィッキーが

「ホント男って子供ね」

と呆れていた


  ♪♫♬ ♬♫♪


ホワイト帝国の宮殿の後宮には、ジェイムズ皇太子が入り浸っていた


アヤカから会いたいとの手紙を受け取ると、足繁く通うようになったのだ


今日も昼間から情事にふけっている


ウィリアムズ大公は皇后の療養先である離宮に侵入した賊が依頼主は判明しなかったが、妃候補を狙っていたと報告を受けていた


今、離宮にいる3人以外の妃候補かその一族が差し向けたのであろう


この前のお茶会で魔法使いを使って、密かに呪いを掛けたやり方と随分違う


恐らく別々の人物の犯行だろう


侵入事件のような争いは、後宮でもよくある争いだ


スザンナ皇后はしっかりしているのでスザンナの代ではこんな争いはなかったが、前皇后の時代には暗殺や毒殺などあったらしい


侵入事件の方は部下に任せて、ウィリアムズ大公はお茶会での方を調べたいが、なんせ魔法使いの事なので大っぴらに出来ない


ティファニーに後宮に来てもらい魔法使いの形跡などないか探ってもらいたいが、皇后のいない今、ティファニーが後宮を訪問する理由がないので、こちらの方も全く進展はなかった


お茶会では広範囲に呪いが掛けられていた


誰かを狙ったのではなく、恐らく数名をターゲットにしていたのだろう


あの場に居ては魔法使い以外は影響を受ける

そして狙いは数名…


皇后と皇妃達か?

だが皇后と皇妃との関係は良好だ

では侵入事件と同一犯による、妃候補を狙った犯行か?

だがどちらも全員、出席している


もし皇帝に関わる全ての人間を狙ったのだとしたら?


ジェフェリーは大きくため息を漏らした

全くわからない


そして更に頭の痛い事に、皇帝も皇太子も皇后がいない今、大いに羽目を外している


「全く…」

とボヤいてしまうジェフェリーだが、仕方なかろう…


  ♪♫♬ ♬♫♪


アンディとデイヴはひとしきり水遊びを楽しんだ後、お風呂に入りに行った


フレッドはギルに拘束されて、執務室へと連行された


ヴィッキーの部屋にはソフィも訪れて、夜のお祭りに着ていく服をベットに何点も並べて考えている


「ヴィッキー、またホワイト帝国に戻るの?」

ソフィがスカートを目の前に持ち上げながら聞いた


「うん、そうなると思うわ」

ヴィッキーは腕を組んでスカートを見ている


「デイヴも?」

そう聞かれて、ヴィッキーはソフィを見た

「デイヴも戻ると思うわ

ソフィ、今夜がチャンスよ」

「えっ!?いや、そんな…」

ソフィは顔を赤くしてモジモジしている


「頃合いを見て、はぐれましょ」

ヴィッキーが悪戯っぽくウインクしながら言う

するとソフィも

「ヴィッキーだって、アンディと2人きりになりたいんでしょ」

と反撃した


ヴィッキーは驚いて

「そ、それはそうだけど」

とヴィッキーもモジモジした


ヴィッキーとソフィは

「「お互い、頑張りましょ!」」

と言うと、悩殺できる服をあれこれ選び始めた



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