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12話 興奮

名前と愛称が入り交じってますので紹介します


デイヴィット → デイヴ

ヴィクトリア → ヴィッキー

アンドレアス → アンディ

ジェフェリー → ジェフ

ティファニー → ティフ

スザンナ   → スー

フレデリック → フレッド


また随時、ご紹介します(•▽•;)


アンドレアスをライシャワー公国へ連れて行くには、自分達が魔法使いである事を明かさなければならない


だが魔法使いのいないホワイト帝国の人間は、魔法使いを良く思っていない


ジェフェリーはまず、ティファニーとライシャワー公国のフレッドが魔法使いである事を告白した


「えっと…」

アンドレアスが困惑した表情で口を開いた


ヴィクトリアはドキドキした

アンドレアスが魔法使いを受け入れてくれなければ、自分の事も受け入れてくれないという事になる


「………フレッドとは?」


そこかい!?

魔法使いじゃなくてそこ!?


ウィリアムズ一家全員が同じツッコミを心の中でいれた


ジェフェリーはコホンと咳払いを入れて、気を取り直した


「フレッドはライシャワー公国のフレデリック・コーデン・ライシャワー大公の事だよ」

「そうなんですね

ライシャワー大公とウィリアムズ大公妃が………えっ?」


「「「「えっ?」」」」


今更!?

今更、魔法使いの話題に引っかかった?

ウィリアムズ一家は再び全員が心の中でツッコんだ


「私と兄は魔法使いなのよ

…デイヴィットとヴィクトリアも」

ティファニーが優しくそう告げる


「…………」


あ、ヤバイ

アンディがフリーズした

デイヴィットとヴィクトリアが同じ事を考えた


「アンディ…」

ヴィクトリアが恐る恐る声を掛けた


アンドレアスはハッとして

「あ、ごめん!

すごいや!

魔法使いが目の前に3人もいるの!?

ビックリしちゃった」

アンドレアスはワクワクした顔だ


あれ?

思ってた反応と違う


デイヴィットがそう思いながら

「アンディは魔法使いを怪しまないのか?」

「え?なんで?

すごいじゃない!?

うわ〜本物の魔法使いが目の前にいるなんて感激だよ!!」


アンドレアスは興奮していた


  ♪♫♬ ♬♫♪


しばらくして、ようやくアンドレアスの興奮が落ち着いた


「…すいません」

といつもの冷静なアンドレアスに戻っている


「僕、子供の頃から母上に魔法使いの話しをよく聞かされていて…

だから、魔法使いに会えて嬉しくなってしまって…」


いつも冷静な分、さっきの興奮ぶりはすごかった


「スーに感謝だな

魔法使いの事を何気に教えていたんだね」

ジェフェリーが言った


スザンナ・グレース・ホワイト皇后は自身が魔法使いと深い関わりを持っているので、魔法使いを悪く思わないようにアンドレアスが幼い頃から魔法使いの話しをしていたのだろう


「でもホントに感激だよ!

憧れの魔法使いに会えるなんて!!

しかも友人だなんて!!」


あ、また興奮し始めた

デイヴィットがそう思ったが、もうアンドレアスの興奮に火が付いてしまった


「僕とヴィッキーの間に子供が産まれたら、その子も魔法使いなのかな!?」

アンドレアスがキラキラした目でヴィクトリアを見る

ヴィクトリアも同じようにキラキラした目で

「その可能性はあるわ!」

と答えた

「すごいや!!」


ヴィクトリアもアンドレアスの興奮に巻き込まれている


この2人、今すごい会話をした事に気付いていない


ジェフェリーは聞かなかった事にしたらしい

ティファニーはクスクス笑っている


「スーには明日、話しをするよ

スーの日程が決まれば、それで行けるね」

「ウィリアムズ大公、本当にありがとうございます

僕、本当に何とお礼を言っていいのか…!!」


アンディって結構、ハイになりやすいんだ

デイヴィットは意外な発見をしたと思っていた


  ♪♫♬ ♬♫♪


アヤカは夕食後、図書室へ来ていた

ベアトリスが図書室へ入るのを見掛けたので後を追ってきたのだ


ベアトリスは本を数冊手に持って、まだ本棚を見て本を選んでいた


「あら、ベアトリス嬢」

アヤカが声を掛けた


ベアトリスはビクッとした

アヤカはお茶会の時に絡んで来たので苦手だ


「アヤカ嬢…

アヤカ嬢も本をお借りに?」

「図書室に来て本を借りずに

何をすると言うの?

変な事をお聞きになるのね」

「…申し訳ございません」


やはりアヤカは自分を敵視している

関わらない方が良い、と判断しベアトリスは本を探すフリをして距離を取ろうとした


「ベアトリス嬢はまだ皇太子殿下と夕食をご一緒していないのでしょ?」

「あ、はい」

「皇太子殿下のご予定や、体調もありますものね

私達の中では一番最後になるのですから、いつになりますかね」

「…そうですね」


アヤカはベアトリスの身分の低さを強調している

ベアトリスにしてみれば、皇太子との夕食が先延ばしになる事は嬉しい事だが


「皇太子殿下はそれはそれはステキでしたわ

また私を呼ぶと仰って下さいましたの」

「それは良かったですね」

出来る事なら自分の時にアヤカが行ってくれ…とベアトリスは思った


「皇太子殿下は私を気に入って下さいましたわ

貴女が皇太子殿下にお会いになるのが更に延びなければ良いですね」


いや、延びて欲しい

と言うか永遠に延びていい


ベアトリスがそんな事を考えて返事をしなかったので、アヤカはダメージを与えたと思い満足した


「それではお先に失礼します」

そう言ってアヤカは去って行った


結局、図書室に来て本も借りずに行ってしまった

何しに来たんだろ、とベアトリスは思った


  ♪♫♬ ♬♫♪


翌日、ジェフェリーは皇后の執務室を訪れた


昨日アンドレアスに話したように、皇后が休養と称して別荘へ行くという計画を話した


「ジェフ、私を1ヶ月も休ませてくれるの?

いい計画だわ」

「何言ってるの

仕事は休養先に送るから、ちゃんと(さば)いてよね」

「………」


皇后は明らかに不満げだ


「君が仕事しなかったら僕が死ぬよ

君の旦那と息子が仕事をしないんだから」

「貴方の兄でもあるでしょう」

「100歩譲って皇帝陛下は僕の兄だけど、皇太子は君の管轄だよ」

「………」


まぁ仕方ない

アンドレアスをライシャワーに行かせる為でもある


「仕方ないわね

でもジェフ、私からもひとつ条件があるわ」

「何だい?」

「皇太子妃候補者に皇太子妃の仕事の一部をやらせる件だけど、休養先に3人連れて行ってやらせるわ」

「ヴィッキーが言ってた令嬢達かい?」

「そうよ

このまま宮殿に置いておけば、あのバカ息子に手を付けられるわ

ウオーカー伯爵令嬢とターナー男爵令嬢、それと…ガルシア侯爵令嬢」


ジェフェリーはふむ…と考えて

「わかったよ

アンドレアスがいない事を悟られないように気をつけてね」

「私を誰だと思っているの」

「そうだね、失礼した」


ジェフェリーとスザンナは話が付いてニッコリ笑いあった




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