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不自由な生活だけど

物心ついたときには

すでに 離宮にとじこめられていた


家族もいない


この 離宮の小さな部屋

侍女の ステフアニと 二人


私の名は キャロ・ディ・ルーナ


今年で 7歳になる らしい


私を生んでくれた母様は 生死さえわからない

ステファの 話によると


母様は 隣国{スターライト帝国}の 王子の 婚約者だった とか


なんでも 突然 拉致され このくにの 側妃になったとか



ステファーは 母様を おいかけてきて なんとか 侍女になった


そして 私がうまれた 日 まばゆいばかりの光が 国全体を つつんだ


それが えれずイヤーの 信管たちは 悪魔の降臨だといいだし


母様と私を ひきはなしたという


私は ステファと 離宮に うつされ


母様の 行方は わかっていない



ここエレズイヤ は 王族よりも ビボラと 呼ばれる 宗教団体が この国を支配している

そのなかでも大神官とよばれる エルネスト大司教様が 絶対の 権限をもっており

彼の意見には 例え 王族でも さからえないらしい


彼の 悪魔説により 引き裂かれた親子 それが 私と 母様



そして 私は 7歳の 誕生日を むかえる


祝ってくれるのは ステファだけ


食事も ステファのつくった 質素なものだけど


ステファ曰く


食材も まともに 支給されず


仲良くなった 別の 本宮の 侍女に こっそり もらっているという


それも 毎回では ないので きりつめて 作っている

以前は 本宮から 食事が運ばれてきていたこともあったが 毒がもられていたらしく


それ以来 ステファが作るように なったんだとか



なぜ 毒がもられていたか わかったのかっていうと



ステファの 能力なんだって



ムーンライト帝国は 別名 精霊王国とも いわれるくらい 精霊たちが いて

それぞれ 加護をうけているらしい


そして 魔力ももっているんだとか


それに より 事前に毒をふせげたというわけだ


精霊 かあ あってみたいなあ


母様は 強い魔力をもち 上級精霊がついていて


王子様の 婚約者



私も 母様のこなら 魔法使えるのかな


だけど 不幸にも そんな 兆しはないし


精霊とやらも まったく みえない

半分は この 国の 血が まじってるからかな


父さまは この国の 王様だからね


たぶん・・・・・・

生まれてこのかた あったこともない


ここには だれも こない


話あいては ステファだけ


私の 名前も ステファが つけたんだって


キャロ・ディ・ルーナ


生まれたときに 光かがやいて いたからだって





ステファは キャロン 様と よんでくれる

 


母様のこと 塔様のこと  ステファに 聞いてみたこともあるんだけど


悲しそうに笑うだけだった



きっと 私には 言えないことなのだろう



それ以来 わたしも 聞かないようにした   しりたいけどね



そんな ある日  突然 あらわれた 王子さまのようなひと



この 不自由な 離宮から つれだして くれた



謎の 黒い 光に 攻撃され 魔の森と よばれている ところに おりたった


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