第一話 始まり
この作品はあくまで作者の趣味のため、稚拙な部分が沢山あると思います。
もしこの文はおかしい、これは誤字じゃないかと思う点がありましたら気軽にコメントしていただけたら幸いです。
人が魔物と共存している世界。
そんな世界にある小さな村に僕は生まれた。
母は幼い頃に他界し、父もまた幼い頃に旅に出て以来帰って来なかった。結果として、僕は幼なじみの家に住ませてもらうことになった。
それから何十年後、僕は18歳になった。僕の住む村では行事として18になった男は皆決まって卒業試験と呼ばれるもの受けなければいけなかった。皆それを受けて無事合格しないと大人として認めてもらえないのだ。僕は行事ということあってその試験を受けることにした。
卒業試験といっても内容は単純なものだった。
村の北に小さな洞窟があり、そこにある特殊な光を放つ鉱石を取ってこいというものだった。
しかし洞窟内では野生の魔物がいるため、丸腰というのは無理がある。そこで渡されるのが武器である。武器は大きく分けて三種類あり、剣、杖、銃である。
僕はそこまで体力に自信がないと魔術関連に自信があったのもあり、杖にすることにした。
僕は杖を貰うと早速北の洞窟を目指すことにした。