第18話 サタン召喚
とうとう、俺の召喚でサタン本人が現れた。
「くくくくくっ!お前が天界で道を開いてくれたおかげで我はここにやってくることができたぞ!」
忌々しいが味方が増えた。しかも頼もしい味方だった。
俺達は神々との戦いを始めた。銀色の盾をかざして神の魔法を防いだ。神属性の盾だ。いかに神でも破れまい。
そして、レーヴァテインで神を切り裂いていく。サタンは次々と上級の悪魔を召喚している。本気で神を滅ぼす気だ。
神々と悪魔達の戦いは続いた。俺は遺憾ながら悪魔の味方だ。上級悪魔が道を切り開いてく。
俺は開いた道に飛び込んで神を殺していく。トールは俺にこの武器を与えたことを後悔しているに違いない。
やがて、悪魔達の優勢となっていった。神々は滅ぶのだ。俺が滅ぼしてやる。
残った神々は上級悪魔達に駆逐されていく。俺も神を殺していく。そして、ヴァン神族の世界、ヴァナヘイムから神はいなくなった…。
俺はアースガルドへの道を開くことにした。アースガルドの神々を殺したことによりおれに神力がついたのだ。
「我は神なり!我は帰還を求める!アースガルドへの門を開け!」
やがて、輝く門が現れ、その扉を開いた!
サタンも上級悪魔達も歓喜した。俺に続いて扉をくぐって行く。
既に、アースガルドの神々はヴァナヘイムで打ち滅ぼされたのだ。残った神は少数だ。
一方的な虐殺が始まった。もはや、神々に抵抗する力はほとんどない。
軍神テュールがいた。驚いた表情で俺に叫んだ。
「蜘蛛よ!我は汝に加護を与えたのだぞ!その恩を忘れたのか!」
「裏切ったのはお前達だ!例え神であっても裏切り者は皆殺しにする!」
俺は軍神テュールの炎の魔法を銀色の盾で防ぎ、その眉間をレーヴァテインで貫いた。軍神テュールは絶命した。
サタン達は他の神々を追い詰めている。俺もそれに加わった。もはや神の加護などいらない。そんなものは滅べばいい!
やがて、王宮まで神々は逃げ込んだ。それを俺達は追った。もうすぐ全てが終わる!
王宮の門は閉ざしたままだ。雷神トールはでてこないようだ。他の神々は逃げ場を失いやがて滅んだ。
俺は王宮の門をデストラクションで吹き飛ばした。
神属性が付いた攻撃だ。以前の威力ではないのだ。さあ、最後のフィナーレを神々に贈ろう!




