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第15話 蜘蛛の消失

イシュトヴァーン帝国の南半分は分割統治での取り分で揉めた末に、5カ国の共同統治という形で治まったようだ。まあ、俺には関係ない。俺は魔法を開発する、それが今の仕事だ。


この先、最大防御魔法インビンシブルでも耐えられない攻撃が待ってるかも知れないのだ。黒龍だ。

風と聖の防御魔法フォースディメンションを開発した。空間を遮断する絶対防壁だ。

こちらの利点は聖の属性をもっていることだ、黒龍の闇属性では防御魔法は使えまい。


戦う準備をしていると、ザフィーロがやってきた。

どうやら黒龍は俺を待ってるということだ。緑竜を街まで使いに出してきたそうだ。


俺は雷大狼となり、龍の森まで走った。とうとう最強の龍、黒龍と戦うときが来たのだ。


森の入口でエルフに変身して着替える。傍から見たら間抜けな光景だが仕方がない。


森に入るとすぐやつが分かった。全長600mもあるのだ。聖龍と同じくらいの大きさだった。


「愚かな蜘蛛よ!よくも我が同胞を殺してくれたな!その愚かさを悔いるがいい!」


俺は人狼化した。雷の力が必要なのだ。果たして闇の龍に俺の防御魔法は通じるのか?

さっそく攻撃がきた。即死系魔法だ!俺のレベル1040でレジストできるのか?魔力が拮抗した!

レジストしきれない。ここで死ぬのか、俺は…。闇には聖だ。俺は詠唱した。


「闇に沈む命よ!聖なる息吹により目覚めん!」


俺の回復系最大の魔法リバースだ。


いきなり、タチの悪い魔法を使ってきた。これでは防御魔法が通用しない。汚いぞ、黒龍!


「愚かな蜘蛛よ、よく耐えたな、だがここで死ね!」


今度こそ、攻撃魔法が来る。俺は防御魔法フォースディメンションを展開した。


闇の黒炎を吐いてきた。触れたらすぐに焼け死ぬだろう。最悪な攻撃をしてくる。


反撃しないとマジで死んでしまう。俺は詠唱した。


「我と契約せし雷の神よ!灼熱の閃光にて我が敵を焼き尽くせ!」


召喚魔法プラズマボルトだ。これが俺の撃てる最強の雷の魔法だ。これで効くのか?

黒龍の胸に極大のプラズマが激突する!プラズマが黒龍を焼いていく。黒龍は叫んだ!


「愚かな蜘蛛よ!大人しく死ね!」


叫んではいるが弱っている。胸がブスブスに焼け爛れている。やはり、黒龍は雷系魔法に抵抗できない。


フォースディメンションを発動しながら、プラズマボルトを更に撃つ。もう即死系魔法はこない。闇の魔法が残っているだろう。なんだ?


「邪悪なる地獄の業火よ!我が敵を薙ぎ払え!」


詠唱してきた。俺のデストラクションに似た魔法だ。俺のフォースディメンションで耐え切れるのか!防御魔法が軋むが耐えているようだ。俺もお返しに魔法を詠唱する。


「武狂う地獄の業火よ!集え!全てを滅し全てを破壊せよ!」


黒龍が悲鳴を上げる。これがトドメになった。黒龍は焼け死んだ。1時間程の戦いだったが黒龍は強かった。聖の魔法がなかったら最初の一撃で死んでいた。俺は黒龍を食べた。焦げ臭いがしょうがない。


《シルバージャイアントタランチュラ》レベル1140

<スキル> 猛毒レベル760、擬態レベル570、トールの加護、テュールの加護、不老不死、闇の化身

<限定スキル> 古代魔法、精霊魔法、回復魔法

<擬態可能>一角ウサギ、雷大狼亜種、大鎧熊、ヒューマン、エルフ、銀龍、金龍、黒龍

<ステータス> エルフ(名称:アディスフィア・ジル・ジオベルク)5121668


新しいスキルが付いたが、闇の化身とはなんだ?謎すぎる。


その時だ、辺りが冷え込んできた。闇に包まれていく。嫌な感じが全開でする。あいつが来たのだ!サタンだ!


「くくくくくっ!お前はいずれ我の力が必要になるだろう、力を授けてやる」


いや、要らないですからお帰り下さいと言えない自分が悲しい…。今の俺の力でサタンと戦えるか分からない。奴は暗黒神という神なのだ。


やがて、サタンは消え去り、闇も引いていったが辺りは冷え切ったままだ。


そのとき、天空から雷が降ってきた!今度はなんだ!?


「我が名はトール!蜘蛛よ!今まで力を貸していたが今度は我の力となれ!」


全く意味が分からない。なぜ神が俺に力を貸せというのか?


そして、蜘蛛はこの世界から消えた。

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