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第14話 新しい魔法

俺は目覚めてベッドから体を起こした。今日も龍と戦うのか、それとも休みでも取ろうかと思っていると、ザフィーロがやってきた。


「ジオベルグ殿、どうも青龍が暴れているようなのです、どうにかできないものでしょうか?」


「戦うよ、龍の森に行けばいいんだろう?」


「青龍はこの国の南にある湖まで出てきたのです、軍隊ではどうにもなりません」


「とりあえず、行ってみるよ」


結論から言おう、水龍は無茶苦茶強かった…。


水龍は6匹いた。水のレーザーを撃ってくるのだが、その威力が半端ないのだ。


俺は聖の属性である防御魔法シールドを並行展開したが、吹き飛ばされた。


シールドを並行展開しながら俺は逃げた。


もっと強力な魔法が必要だった。俺は新しい古代魔法を作る日々を過ごした。最大級防御魔法インビンシブルの完成だ。


防御だけでは勝てない、闇と雷の複合古代魔法グラビティストーム。重力の嵐により敵を粉々に吹き飛ばす魔法だ。


一番強力な闇の精霊魔法は使えない。サタンの裏切りのせいだ。とりあえずこの2つで戦おう。


俺は再び水龍と戦いを挑んだ。


防御魔法インビンシブルを展開しながらグラビティストームを発動させる。


「闇の深淵に蠢く雷よ、漆黒の嵐となり我が敵を打ち砕け!」


水龍が次々と悲鳴を上げる。効いているのか。やがて、体を爆散した水龍が出た。この魔法ならいける!

火の精霊魔法は水と相性が悪い。雷の精霊魔法は水で拡散してしまい威力が落ちる。湖にいるのがやっかいだ。

グラビティストームを更に撃つ。水龍に通用する古代魔法がこれしかない…。


インビンシブルで水の攻撃を耐えながら、水龍がまた爆散する。あと4匹だ。


全部の水龍が爆散するまで4時間が経過した。やはり、闇魔法は強力だった。


《シルバージャイアントタランチュラ》レベル800

<スキル> 猛毒レベル533、擬態レベル400、トールの加護、テュールの加護、不老不死

<限定スキル> 古代魔法、精霊魔法、回復魔法

<擬態可能>一角ウサギ、雷大狼亜種、大鎧熊、ヒューマン、エルフ、銀龍

<ステータス> エルフ(名称:アディスフィア・ジル・ジオベルク)359487


禁書ネクロノミコンをヒントに俺は魔法を造り出した。闇の破壊魔法デストラクション。


これで雷の龍にも対抗できるだろう。問題は闇の龍が出てきた場合だ…。どうすればいいんだ?


雷の強力な魔法が必要だ。強大なプラズマを生み出す精霊魔法プラズマボルトだ。

やはり、雷は取り扱いが難しいのだ。闇の禁書はあっても雷の禁書なんてのもない…。トールに頼ることにした。


そんな魔法造りに勤しんでいるとザフィーロがやってきた。また龍がでたのか、闇じゃない方を頼む!


「青龍を倒されてからしばらく大人しかった龍の森からまた龍がでてきたのです、街で暴れています。金龍です」


雷の龍だ。勝てるのか、俺。あの水龍もよりも強いと思うんだが…。


仕方なく、雷大狼になって龍の森の近くの街マズウェルにいったら、既に空には雷雲が漂っている。雷の龍がいる!


街に近づくと金龍がいた。4匹だ。あちこちに焼け焦げた後がある。燃えている家もある。かなり暴れている。


青龍を殺された仕返しということだろう。聖龍ほどではないが青龍より体が大きい400m近くある。


俺はインビンシブルを発動した。雷の攻撃は早い。攻撃されてから防御しても間に合わないのだ。


「武狂う地獄の業火よ!集え!全てを滅し全てを破壊せよ!」


デストラクションを発動した。これで効くのか?一撃で龍の体がもげた。悲鳴を上げている。


さすが最大級の闇魔法だ。2発目でトドメを刺した。1匹の龍が沈んだ。あと3匹だ。


俺はインビンシブルを発動しながら龍を沈めていく。2匹目は一撃で頭がもげた。頭を狙った方が効率がいいようだ。


3匹目に向かってデストラクションを発動する。こいつも頭がもげた。水龍よりも早く終わりそうだ。あいつはしぶとかった。


4匹目が森に向かって逃げようとするが、動きが遅い。デストラクションでトドメを刺した。1時間で戦闘は終わった。

さすが闇魔法だ。これは強力だ。サタンとは戦わないようにしよう。勝てる気がしない…。


水龍の時のようには爆散しなかったのでこいつは食べれる、食べておこう。


《シルバージャイアントタランチュラ》レベル1040

<スキル> 猛毒レベル693、擬態レベル520、トールの加護、テュールの加護、不老不死

<限定スキル> 古代魔法、精霊魔法、回復魔法

<擬態可能>一角ウサギ、雷大狼亜種、大鎧熊、ヒューマン、エルフ、銀龍、金龍

<ステータス> エルフ(名称:アディスフィア・ジル・ジオベルク)467281


特別なスキルは付かなかった…。

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