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【にくゑ】ある田舎の村が焼失するまでの全記録。【禁断の因習村百合ホラー】  作者: カクナノゾム


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11/28

断片資料|焼失村落

 【地方新聞・朝刊 片隅の記事】


「山あいの集落で大規模火災 住民全員行方不明」


 十五日夜、■■県■■郡の山間部にある■■村で火災が発生。

 携帯の電波も届かない閉鎖的な集落で、全戸二十七棟が全焼した。


 消防による消火活動は夜明け前に完了したが、

 現場からは遺体がほとんど確認されず、

 住民■■名が消息を絶っている。


 地元関係者によれば、当夜は「夏祭りの準備」が行われていたとのこと。

 焼け跡一帯に甘い花のような香りが漂っており、

 警察では出火原因を慎重に調査している。


 古老の話では、あの谷には「■■■■」という

 “生きた神”が祀られていたという。

 人々はそれを“母”と呼び、

 毎年八月十五日、火を囲んで笑う習わしがあった。


 取材ノートには次の一文が残されている。


「村人が笑いながら■■■■■■■■」


 § § § 


 【行政調査報告書(極秘資料)】


 ■■村焼失事案調査報告


 一、概況

 ■■月十五日二十三時頃、■■■■■■により集落全域が焼失。生存者■。現場には、通常の火災では見られない赤黒いゲル状の凝固物が堆積していた。


 二、不可解な点

 近隣住民の証言によれば、火災発生時に村中から「笑い声」が聞こえたという。それは断末魔の叫びではなく、■■■■■■のようであったとされる。


 三、過去の事例

 旧公文書にも、同様の「村ごと消滅」した事案の記述あり。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。

 調査団は翌日未明に撤収、報告書冒頭に「音が降る」「笑い声の雨」との記述を残すのみ。


 四、観測結果

 収束後、数日間にわたり周辺一帯で「肉が焼けるような甘い匂い」が継続。

 地下水より■■■■■■■■反応あり。


【記録者メモ】


 この資料の原本を閲覧するのに一月かかった。

 担当官に鼻薬を嗅がせ、何とか入手した資料である。

 許可が下りた翌週、担当官が急に退職していた。


 それが偶然なのか、

 あるいは誰かが意図的に私に“読ませた”のかは分からない。


 ただひとつ言えるのは、

 これらの資料が、あの村が「存在していた」証拠だということだ。



 ここまでのご愛読、ありがとうございます。

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 そして、面白い! と思われましたら是非☆☆☆☆☆で応援してください!

 ランキングが上がれば、より多くの人に届きます。

 貴方の応援で、どうかこの物語を広げて頂けると!!


 コメント、レビューなども大歓迎です。

 大長編ですが、追いかけて頂いて後悔はさせませんよ!

 全話投稿済みなので、どうか最後までお楽しみ下さいませ。

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