表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『ハズレスキル「欠片化」でコツコツ強くなる異世界冒険者生活 〜壊したものは全部素材!?〜』  作者: モノンST


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/31

第25話 森の異変





「この???が武器だな」


ユウマは交換所の表示を見つめる。



交換所


木の棒

必要素材

木の欠片 ×5


必要素材

石の欠片 ×3


???

必要素材

フォレストウルフの欠片 ×15



「交換」


次の瞬間。


手の中に光が集まる。


淡い緑色の光が形を作り――


一本の短剣が現れた。


灰色の刃。


狼の牙のような装飾の柄。


その瞬間。


頭の中に声が響く。



《フォレストダガーを獲得しました》


装備ランク:D


攻撃 +6

敏捷 +3



「おぉ……」


ユウマは軽く振る。


シュッ。


鋭く空気を切る音。


今までのゴブリンナイフより


明らかに強い。


その瞬間。


さらに表示が現れた。



《フォレストウルフシリーズ装備が解放されました》



ユウマはすぐ交換所を確認する。



フォレストダガー

作成済み


フォレストフード

必要素材

フォレストウルフの欠片 ×8


フォレストアーマー

必要素材

フォレストウルフの欠片 ×20


フォレストグローブ

必要素材

フォレストウルフの欠片 ×6


フォレストブーツ

必要素材

フォレストウルフの欠片 ×6



ユウマは素材を確認した。



所持欠片


木の欠片:19

石の欠片:2

ゴブリンの欠片:20

フォレストウルフの欠片:11



「フードなら作れるな」


ユウマは言った。


「交換」


光が集まり


灰色のフードが現れる。


狼の毛皮でできた軽い防具。



フォレストフード


敏捷 +2



ユウマはすぐ装備する。


《ゴブリンフードを保管しました》


表示が出た。


「便利だなこの機能」


そして再び素材を確認する。



所持欠片


木の欠片:19

石の欠片:2

ゴブリンの欠片:20

フォレストウルフの欠片:3



「残り3か」


まだ装備は作れない。


「なら――」


ユウマはフォレストダガーを構える。


「狩るしかないな」


森の奥へ進む。


するとすぐだった。


茂みが揺れる。


「グルルッ!」


フォレストウルフ。


ユウマはすぐ踏み込む。


ダッ!


以前より体が軽い。


フォレストダガーが走る。


ズバッ!


「ギャンッ!」


一撃。


ウルフはその場に倒れた。



《フォレストウルフを討伐しました》


《フォレストウルフの欠片 ×4》



「よし」


だが。


すぐにまた気配。


「グルッ!」


二匹目。


ユウマは横に回り込む。


スッ。


そして――


ズバッ!


喉を斬る。


「ギャウッ!」



《フォレストウルフを討伐しました》


《フォレストウルフの欠片 ×3》



さらに。


三匹目。


「グルルッ!」


今度は飛びかかってきた。


ユウマはしゃがむ。


牙が頭上をかすめる。


そのまま。


ズバッ!!


腹を斬る。


「ギャンッ!」


ウルフは倒れた。



《フォレストウルフを討伐しました》


《フォレストウルフの欠片 ×3》



ユウマは息を吐いた。


「……また3匹か」


そして素材を確認する。



所持欠片


木の欠片:19

石の欠片:2

ゴブリンの欠片:20

フォレストウルフの欠片:13



「13個」


あと少しで装備は作れる。


だが――


ユウマは周囲を見渡した。


「……多くないか?」


森の中。


あちこちに気配。


フォレストウルフ。


いつもより


明らかに多い。


「昨日も多かったよな……」


ユウマは少し考える。


(銀の小鹿亭でもそんな話を聞いた気がするな)


森の異変。


もしそうなら


情報を聞いた方がいい。


ユウマは決めた。


「一旦戻るか」


森を抜け


街へ戻る。


そのまま向かったのは――


冒険者ギルド。


扉を開く。


ガヤガヤとした声。


いつもの光景。


そして受付。


セレナがいた。


「おかえりなさいユウマさん」


ユウマは言った。


「ちょっと聞きたいことがある」


セレナは首を傾げる。


「どうしました?」


ユウマは言った。


「森のフォレストウルフ」


「多くないか?」


その言葉を聞いた瞬間。


セレナの表情が変わった。


「……やっぱり」


ユウマは眉を上げる。


「やっぱり?」


セレナは小さく頷いた。


「実は――」


「銀の小鹿亭で噂を聞いたんです」


ユウマは身を乗り出す。


セレナは静かに言った。


「最近、森の奥で」


「アルファウルフが現れた可能性があるんです」


ギルドの空気が


少し重くなった。


よかったらブックマーク、評価、感想など

よろしくおねがいします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ