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『ハズレスキル「欠片化」でコツコツ強くなる異世界冒険者生活 〜壊したものは全部素材!?〜』  作者: モノンST


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第18話 新しい装備






森の奥。


木々の間を風が抜けていく。


鳥の鳴き声だけが響いていた。


俺は周囲をゆっくり見渡す。


「……誰もいないな」


人の気配はない。


ここなら大丈夫だ。


俺は静かに息を吐いた。


そして意識を集中させる。


(交換所)


視界に半透明の画面が浮かぶ。



ゴブリンフード

必要素材

ゴブリンの欠片×10


ゴブリングローブ

必要素材

ゴブリンの欠片×10


ゴブリンブーツ

必要素材

ゴブリンの欠片×10


ゴブリンアーマー

必要素材

ゴブリンの欠片×20

木の欠片×10



俺の欠片。


ゴブリンの欠片:36


「アーマーはまだ無理だな」


必要数が足りない。


でも――


三つは作れる。


防具としても十分だ。


「よし」


まずは――


ゴブリンフード。


(交換)


手の中に光が集まる。


シュン。


現れたのは


深緑色のフード。


革で作られていて


軽そうなのにしっかりしている。


俺はそれを被った。


「……軽いな」


視界も邪魔しない。


次は


ゴブリングローブ。


光が集まり、


革の手袋が現れる。


手にはめる。


「なかなかしっくりくるな」


指が動かしやすい。


ナイフも握りやすい。


最後に


ゴブリンブーツ。


交換すると


革のブーツが現れた。


履いてみる。


「……これはいいな」


かなり軽い。


地面を蹴ると


体が前に出やすい。


普通の靴とは


全然違う。


俺はその場で少し動いてみた。


「かなり動きやすいな」


その時だった。


ガサッ。


茂みが揺れる。


「……?」


低い唸り声。


「グルルル……」


フォレストウルフ。


一匹。


灰色の毛並み。


鋭い牙。


こっちを睨んでいる。


「ちょうどいい」


俺はナイフを抜いた。


装備の試しもできる。


ウルフが地面を蹴る。


「グル!」


突進。


速い。


だが――


俺は横へ回避した。


ブーツのおかげか


体が軽い。


牙が空を切る。


その瞬間。


俺は踏み込む。


「せいっ!」


シュッ!!


ナイフを振る。


刃が肩を切り裂く。


「ギャン!」


ウルフが後ろに下がる。


だがすぐに


再び飛びかかってきた。


俺は前へ踏み込む。


ズバッ!!


ナイフが喉を切り裂いた。


「ギャンッ!」


ウルフは数歩よろめき――


そのまま倒れた。


森が静かになる。


「はぁ……」


「はぁ……」


でも余裕がある。


装備のおかげか


かなり戦いやすい。


その時、


頭の中に声が響く。



《フォレストウルフを討伐しました》


《フォレストウルフの欠片 ×4》



「よし」


欠片も増えた。


俺はナイフを腰に戻す。


その瞬間。


ガサガサッ!!


茂みが大きく揺れた。


「……?」


低い唸り声が


一つじゃない。


「グル……」


「グルル……」


「グル……」


三つ。


フォレストウルフが


三匹現れた。


さっきより


少し大きい気がする。


「マジかよ……」


でも俺はナイフを構えた。


新しい装備。


試すには――


ちょうどいい。


「どれくらい動けるか試してやる」


ウルフ達が


一斉に牙を剥いた。

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