登場人物・用語集（第0話～第9話／第1章「王国への道」）
この登場人物一覧と用語集は、第0話から第9話までの内容をもとに作成しています。
物語の流れや世界観を振り返ったり、名前や設定を確認したいときにご活用ください。
今後の章の進行にあわせて、随時更新予定です。
登場人物一覧（第0話〜第9話）
主要人物
リオ
物語の主人公。こげ茶の髪、水色の瞳、日焼けした肌を持つ少年。
生まれながらにして光と水の加護を持つ「導き手」。大精霊アクウェリナの啓示を受ける。
サビア
リオの母。黒髪で華奢な女性。穏やかで強く、リオを深く慈しんで育ててきた。
かつては夫ラスとともに王都に訪れたこともある。
ラス（※名前のみ登場）
リオの父。旅する剣士。現在は行方不明だが、リオに剣術と手紙を残している。
王国側の人物
セレオス大神官
王国神殿の高位神官。大精霊アクウェリナの啓示を受け取り、リオを導く。
フェルメリア一世
王国の現王。50歳前後の威厳ある賢王。
精霊と人との共存を願い、「導き手」の存在を王国の希望と見なしている。
セオドール宰相
眼鏡をかけた冷静な政治家。伝承にも詳しく、リオの適性に特別な関心を示す。
レオン騎士団長
壮年の騎士。王国最強の騎士団を率いる重鎮で、忠義と実力を兼ね備える。
ローデン侯
リオの村を含む地域の領主。現実的で誠実な統治者。王命を受け、リオ親子の支援を行う。
旅の同行者
ヴァルト
護衛の騎士。寡黙で頑強。剣技に長け、リオたちの安全を守るため前線で戦う。
オルド
護衛の騎士。理知的で冷静。判断力に優れ、ヴァルトと連携して戦う。
エルノ
ローデン侯の執事。加護の判定装置「タリスマン」を使い、旅にも同行。
食事・交渉・日程管理などを一手に担い、リオと母を丁寧に支える。
案内のメイド（※名前未登場）
第9話で登場。リオを食堂へと案内した朗らかな笑顔の女性。
魔物・敵勢力
フォレストウルフ
通常は単体行動だが、瘴気の影響により異常な大群でリオたちを襲撃。
フォレストウルフの王
異形の大型魔物。瘴気を纏い、群れを統率していた存在。高い知性と凶暴性を持つ。
魔王シグリス
15年前に復活した元・大精霊。北の地より瘴気を広げ、世界を侵略しつつある。
現在は大精霊アクウェリナを囚えている。
精霊・加護関連
アクウェリナ
水と秩序の大精霊。世界の管理者。リオに啓示と加護を授けた存在。
現在は魔王によって囚われており、その影響で封印の力が弱まりつつある。
用語集（第0話〜第9話）
用語説明
加護精霊が特定の人物に授ける祝福と力。リオは「光」と「水」の二重加護を持つ。
導き手大精霊の啓示を受けた特別な存在。世界に変革をもたらす可能性を秘めている。
タリスマン加護の有無や属性を検出できる魔導具。エルノが使用。
瘴気魔王の力によって世界に広がる邪気。魔物を凶暴化させ、土地を汚染する。
精霊魔法精霊と共鳴し発動する魔法。通常魔法とは根源が異なり、リオの「リカバリー」もこれに属する。
リカバリーリオが初めて使用した光の精霊魔法。肉体だけでなく心も癒す。
王都王国の中心都市。王宮、神殿、軍、貴族街が集まり、政治と信仰の中心となっている。
神話時代古代の伝承上の時代。精霊と英雄が共に世界を守ったとされる。
大精霊世界の根幹に関わる精霊たち。自然や秩序の力を司り、人の世に加護を与えることもある。
