もふもふとの出会い
…い__ ……おい __…き…えるか!__…___おい!__
え、なにこの真っ白の空間
どこ?どうなってるの?
「そなた聞こえているか?」
「ねこ?えっ!何ここどうなってるの?」
「ふう、ようやく目覚めたか。ここは天界。そなたは猫を助けて死んだのじゃ。」
「天界?あの時の猫ちゃん私助けれなかったんだ…」
「いや、助けてもらったわい。ソナタの助けた猫は儂の娘でのう、いくら神の娘とはいえ、実態のあるまま轢かれれば死んでしまうからの。しかしそなたは死んでしもうた…すまぬ」
そっか…わたし死んじゃったんだ
「いいえ。謝らないでください!猫ちゃん、娘さんを助けれてよかったです!」
「そうか…なら助けてくれてありがとう。
お礼に元の世界に生き返らせることはできぬが、違う世界に転生させる事はできるのじゃが、なにかしたい事とかはあるかのお?」
え!転生できるの?!じゃあ…
「ほんとですか!わたしもふもふが好きなんです!
だからもふもふに囲まれて生きたいです!」
「ほう。たしかに轢かれかけた猫を助けてくれるくらいだしのお。ではソナタの望みを叶えよう。
他になにか願いはあるかの?」
うーん..願いか、、
「転生ってこのままの姿で転生できますか?」
「できるが、その黒髪は向こうの人族にはいないぞ。
赤子からやり直して貴族の娘にと思っていたのじゃが」
「禁忌とかですか?」
禁忌とかなら流石にまずい
「いや、ただ魔力の高いものや、人族以外ならいるのじゃ。
人族にはそこまで魔力のあるものはなかなか居ない。」
ふむ。なるほど…じゃあ
「では、このままで転生お願いします!
18年この姿ですし、両親と同じ色や面影を忘れたくないので、、」
「そうじゃな。ではそのままの姿で転生させよう。
貴族ではなく平民になるから役に立つスキルも付けておこう。」
「ありがとうございます!」
「うむ。では達者でな。異世界を楽しんでおくれ」
「はい!行ってきます!」
__________________
………うーん眩しい、、
え!なに!人がいっぱい!囲まれてるの?
どうしよう、、
「きみ大丈夫?」
…すごい綺麗な人。
「あ、はい大丈夫です。あの私いったい…ここは…」
「ああ、よかった。きみは急にあの湖に落ちてきたんだ。何があったか覚えているかい?」
「ごめんなさい。なにも分からなくて」
どうしよう。なんて言ったらいいんだろう
「うーん、もしかしてだけど、きみは落ち人かな?」
「落ち人ってなんですか?」
「ああ、稀に異世界からこの世界にやってくる人がいるんだ。我々はそういう人たちを落ち人と呼んでいる。見つけたら保護してこの世界の事をお伝えしているんだよ。」
え!稀にでもいるんだ!
保護か、、この世界のこと知りたいけど、監禁とかだったら困るな…
「そうなんですね!あの落ち人だったら保護された後はどうなるんですか?」
「お伝えしたあとは、落ち人の意思を尊重しているよ。中には治癒院をつくった人や、農家になった人もいるね。もちろん国をまたいで旅をされた方もいらっしゃるよ」
この人優しそうだし、嘘ついてなさそうだな、、
それに綺麗な人だし大丈夫か!
「ご丁寧にありがとうございましす!私落ち人です。
地球という異世界からやってきました!」
「ああやっぱりそんなんだね。髪もキレイな黒だからきっとそうだろうと思ったんだ。私はこの国の第1王子アークだ。あなたのお名前は?」
「花野みあです!」
え!王子様だったの!だからこんなに綺麗だったんだ!
わわっどうしよう!失礼なことなかったかな、、
「ふふっ可愛いね。失礼だなんて気にしなくて大丈夫だよ」
「えっ!どうして考えてること分かったんですか!?」
もしやエスパー?
「ははっ可愛い。全部声に出てるよ」
「えええはずかしいぃぃ」
「おいおい、そらそろ俺らにも見せてくれよ。」
「ああすまなかったね。みあ、彼らはA級冒険者パーティー
銀の盾だ。この盾を持っているのがシュルト、大剣をもってるのがアギ、杖のものがアレラ、弓矢のものがマーカスだよ。
今、魔の森の調査で護衛について貰ってたんだ。」
「よおシュルトだ。嬢ちゃんよろしくな」
「アギだ」「アレラよ。よろしくね」「マーカスです。よろしくお願いします」
「みあです!よろしくお願いします!」
すごい!冒険者!皆さんかっこいい!
異世界に来た感じがするー!
「みあ、あとこの人たちは王国騎士団だよ。彼が団長のルキスだ。」
「ご紹介に預かった、第一騎士団団長のルキスだ。よろしく頼む。」
「はい!ルキスさんよろしくお願いします!」