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【ウクライナ情勢】防衛線を見守るあなたに  作者: 栗野庫舞
第1集 敵が侵略を開始した
73/455

73.真実という安っぽい言葉

真実という言葉を使うのは、第4話以来みたいです。


サラセン装甲兵員輸送車「ロシアはウクライナから出て行けばいい」

 国土を守ろうとしているウクライナを支持するあなたへ。


 これまで七十話以上も続けてきましたが、今まで『真実』という言葉を使うのを、なるべく()けてきました。


 真実。


 この言葉が、ロシア侵攻によって、すごく安っぽい単語に()り下がったと感じたからです。


 真実という言葉を、親ロシア派が何度も多用しているのをずっと見てきました。彼らにとっては、西側が報じない、ウクライナがやってきた悪事のことを、真実と言うようです。


 ウクライナが悪事をしていないとは言いません。ですが、これを理由にロシアがやった悪事が全て無しになるはずがありません。


 ロシアがウクライナに侵攻し、侵略したのは明らかな悪であり、こんなのを擁護する人間こそが砲撃を食らえばいいのにと、何度思ったことか……。


 ロシアを擁護する彼らは、ロシアによるウクライナへの砲撃を歓迎しています。逆に、ウクライナの砲撃では市民がかわいそうという(たぐい)のことをほざいていて、本当に気持ちが悪い。


 武力で領土を奪い取ることは間違っている……と言うと、親ロシア派は、じゃあ他の国はどうなんだと反応します。個人的には、本当に嫌いなのは、ロシアではありません。重要な事実をごまかそうとする親ロシア派です。


 破壊されて鉄くずになったロシア軍の戦車のほうが、責任転嫁をして喜んでいる卑劣な彼らよりもずっと価値があることを、あなたには知ってほしいです。

シミター偵察戦闘車「侵略を擁護するロシア側は不誠実だ」

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