51.武器供与のやりとり
LTvz.38軽戦車「ロシアは武器でやられる前に撤退したほうがいい」
1938年型軽戦車。
今回はハイマースのある草原を背景に、話をしていきます。
ウクライナは、アメリカなどから武器をねだってばかりだ。そんな批判を時折、あなたも目にする機会があるでしょう。
武器供与の横流しにより、前線に武器が届かず、関係のないところに武器が渡ってしまう。そのような懸念はありますが、まずはロシア軍をウクライナ国内から撤退させることが最優先でしょう。ロシア軍が撤退すれば、武器供与も大幅に減少すると思われます。
例えウクライナからロシアがいなくなっても混乱は続くでしょうが、ロシアが残っていたら、より混乱は続くでしょう。クリミア半島をロシアが併合してからの八年を見れば明らかです。
それで、武器の供与の交渉としては、まず武器を供与してほしいとウクライナが各国に支援を頼んで、他国が応じます。支援してくれたら、ウクライナがその国に感謝をします。
これが国家間のやりとりです。
ロシアの場合は、ウクライナの土地を奪ったことを自らの成果にし、ウクライナには感謝するどころか、脅しています。
ロシアとしては、元々ウクライナは自分達のものだから領土を併合して何が悪い、なんて、内心は思っているのでしょう。
感謝するということは、相手を敬うこと。侵略者ロシアは、ウクライナに対してそれが一切無いですね。攻めている国にこんなことを言っても、どうにもならないですが。
ナンバー1リンカーン・マシン「ロシアは非常識で非情だ」




