436.張り子の虎と、熊とハチ
『168.ハチ』もお読み下さい。
ベア自走砲「侵略者ロシアはおかしな併合を撤回しろ」
あなたは神社の境内にいます。今回あなたに提供する話題は、危険な大型動物と針を持つ虫です。
アメリカ大統領が、ロシアのことを『張り子の虎』と表現しました。張り子の虎は、見た目は虎のように強そうでも、実際は弱い、という意味で使われます。
これに対し、侵略者ロシアの報道官は、ロシアは虎ではなく、熊に近い、張り子の熊は存在しない、と反論したそうです。
ロシアによる侵略行為で、多くのものが破壊されていることに比べれば、心底どうでもいい話ですよね。
まあ、せっかくの機会なので、どうでもいい話を続けましょうか。
近年の日本では、熊が人里に出没して、人を襲う事例が増えています。
熊は時に凶暴で、人との共存なんて出来ません。侵略者ロシアみたいですね。
なお、近年のロシアは、ロシア側によってハチにも例えられます。そのハチは多分、スズメバチだと思うので、スズメバチとして話を進めます。
スズメバチとも、人は共存出来ないですよね。近寄って来るだけでも、恐ろしいです。
日本では年間、熊によって数人、スズメバチによって数十人が亡くなっています。このことをロシア理論に当てはめたセリフを、あなたの横にいる女子に読んでもらいましょう。
「はい」
では、感情的に、よろしくお願いします。
「――日本人は、1億2000万人もいるのに、数人から数十人しか死んでいない! これは熊やハチが本気を出して人間を襲っていない、むしろ人間に対して手加減しているからだ! だから熊やハチは優しい!」
おかしな話です。
ホルニッセ対戦車自走砲「愚かなことに、ロシアはまだ侵略を続けていて、撤退もしていない」




