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【ウクライナ情勢】防衛線を見守るあなたに  作者: 栗野庫舞
第5集 汚い住民投票後の世界
406/460

406.敵は侵略していても、経済的な集まりはやる

ZSU-37自走対空砲「ロシア側はおかしい」

 あなたは幻の展示会場にいます。


 ここには、スチュアート軽戦車のような有名なものから、レーヴェ重戦車のような計画されただけの車両も展示されています。


 今回こちらで語るのは、テロ国家ロシアの大統領が、敵の巣で経済的な集まりをやった際、色々と喋っていた内容です。


 いつも通りのことを語っていたみたいですけど、ヘルソン州とザポリージャ州の説明はなかったみたいですね。紛争地域としてドンバス2州とごっちゃにしています。いつもです。


 それと軍隊は、政治とは異なる地域に展開することもあるとも語ったそうです。こんなどうでもいい理由でウクライナ各地は破壊されて、領土を奪われるんですか。


 北部スーミ州も、ウクライナ軍がクルスクに侵入し、犯罪をおこなったから、安全地帯を設置したと、日本の親ロシア派と同じことを言います。


 あるいは、日本の親ロシア派がこの敵大統領の真似をしているのかもしれません。彼らは以前、ロシア軍がスーミ州に侵入していたことを忘れたのでしょうか?


 敵大統領は、スーミ州を奪う目標はないものの、その可能性は排除しない、と言いました。敵大統領は何度も、領土的野心を肯定することを語りますが、日本の親ロシア派は領土的野心はないと常に語ります。この辺も真似すればいいんですが。


 また、敵大統領はウクライナの降伏を求めているのではなく、現状の承認を求めているだけ、と言います。敵はそうやって、表現を変えるだけなんですよね。


 この経済的な集まりみたいなところで、早くウクライナ全土からロシア軍は出て行け、なんて叫んだら、逮捕されてしまうのでしょう。この場合、逮捕する側が逮捕されるべき存在でしょうね。


 侵略国家が侵略しながら経済も求めているのは、ずうずうしいです。侵略の分を全部経済に回せば? としか、思いません。

SU-11試作自走対空砲「ロシアは侵略をやめろ」

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