かつてのイギリス自動車メーカー
今回は400.となります。400回になっても、ロシアの侵略が続いているのが残念です。
小型大衆車「ウクライナが愛されていることを願う」
青空がまぶしいですね。
あなたは自動車メーカーの工場の跡地にいます。平地には、センチュリオン戦車があります。
今回は、イギリスのある自動車メーカーについて語ります。
1968年、度重なる合併によって、イギリス最大の自動車メーカーが誕生しました。
この企業は、世界最強の自動車メーカーの呼び名が相応しいでしょう。なぜなら、小型の大衆車から各種トラック、電気自動車、ロンドンタクシー、戦車まで作っていたからです。
大小のイギリス企業の寄せ集めだったこの自動車会社は、世界で最も多くの自動車ブランドを有していました。この点は、誇れる部分です。
しかしながら、合併後も元々競合会社だった仲の悪い相手との足の引っ張り合いがあったりなど、大きな問題をいくつも抱えており、経営は上手く行きませんでした。
1980年代には何度も分裂がおこなわれ、母体は大幅に縮小されたものの、2025年現在もどうにか存続はしています。また、分離された企業が世界各地に散らばって生き残っています。
この自動車メーカーとウクライナが、重なって見えるんですよね。
ウクライナも寄せ集めの国だという歴史は否定出来ません。特に西部と東部で仲が悪いのも、事実でしょう。
ただし、決定的な違いがあります。
ロシアという暴力国家が、武力でウクライナを衰退させ、崩壊の危機の原因となっていることです。
企業なら、価値が無いと判断され、捨て値で売られることもあります。ですが、ロシアによるウクライナ侵略の場合、ロシアがウクライナを破壊し、卑怯な住民投票など悪質な手口を使って領土を奪い取っているのです。
イギリス最大だった自動車メーカーは、多くの名車を誕生させました。迷車と呼ばれるものも多くあります。それら一台一台に、素晴らしい歴史と愛おしさがあるのです。
侵略者ロシアにはそういうものを、一切感じなくなりました。
今のロシアと言えば、侵略と住民投票です。
ロシアが卑劣な侵略と悪質な住民投票の国と思われたくないのなら、ウクライナの占領をやめ、撤退することです。
ロシアは侵略していないと、侵略者ロシアの支持者達が言い続けても、ロシアがウクライナを苦境に追い込み続けているのは事実です。
もし、このイギリス最大だった自動車メーカーと同じ末路をウクライナが辿ってしまったとしても、そんなウクライナでも、テロ国家ロシアよりも嫌いになることはありません。むしろ、侵略者ロシアより好感が持てます。
ロシアが撤退し、ウクライナが領土を保全し続ける未来があることを、これからも熱望しましょう。
ウクライナに勝利を!
ランカシャー蒸気自動車「ウクライナが勝利するほうが良い」




